春のセンバツ高校野球が中止となった。
選手のことを思ったら、ぜひ開催してほしかったが仕方がない。
高野連は、「もしも開催するのなら」というシナリオを考えていた。
無観客だ。
もし大会中、観客の中に陽性の人がいた、ということが報道されたら、選手は集中して試合にのぞめないだろう。また、選手の中に陽性が出たとしても、同様だ。陽性になってしまった高校生は周囲から責められ、自分でも自分を責めるだろう。その子のせいではないのに・・・。
だから、無観客は当然のことだ。わたしは理解できる。
同様に、オリンピックをもし開催したとしても、それぞれの競技の会場は基本的には無観客であるべきだ。わたしは水泳が好きで、できたら見に行く予定にしていたが、仕方がないからあきらめなければならない。
学校の校庭に遊びに来ていたクラスの男児は、リトルリーグで活躍する猛者だが、
「先生、センバツ中止だって」
と話していた。残念なのだ。テレビで観戦するのを楽しみにしていた。
彼はリトルで活躍するピッチャーで、体は小柄だが、頭を使って投球するため、勝率は良い。
図工でも作文でも、題材はほとんど野球のことだった。
その彼が、センバツ中止を嘆いている。
日本全国で、こういう小学生がたくさんいるのだろうと思う。
さて、高野連はなかなか偉い。
ギリギリまで開催の可能性を探っていたらしい。
具体策として、次のことを考えていた。
ここまで考えていたのに、結局中止になった。
残念でならない。
五輪でもおそらく、同じようなことを検討しているはずだ。
たぶん五輪はこうなる。
1)無観客
2)マスコミの報道は無し。インタビューも無し。選手も大会中、一切無言。
3)競技場内で選手同士の接触をできるだけ避けるため、レース形式でないもの、個別のタイムを競うような種目については、時間差で一人ずつプレイする。選手同士はちがう入り口から入り、ちがう出口から出る。
4)陸上は8レーンに2人ずつの競技とする。選手間に2m以上の空間をもうける。
5)水泳も8レーンに2人ずつ。塩素濃度は通常の2倍濃度に。
6)柔道は寝技禁止。組み合う時間も5秒以内。どちらが先に相手を一本背負いできるかで決める。
7)フェンシングは剣の長さを2mに延長。
8)試合会場は2日前から除菌し、除菌後は一切の人の出入りを禁止する。
9)選手は除菌されたユニフォームを身に着ける。
10)審判は全員防護服を着用。
11)サッカーやバスケットのボールはハーフタイムで洗浄、除菌。バレーボールはサーブ毎の除菌。
12)試合中の円陣や味方の選手同士が口を開けて話をすることは控える。もしどうしても意思疎通をしたい場合は2m離れて行う。
13)夜間に選手村から町へ出るなどの出入りはすべて禁止。空港から競技場までも送迎専用の高度除菌車で直接送迎。
14)選手は毎日2時間ごとに検温し、医師2人1組の診察を受ける。
15)検温を拒否する選手の出場権を、はく奪。
16)できるだけ人が集まる時間を短くするため、表彰などのセレモニーはカット。国歌もなし。
17)ロッカールームは使用しない。選手村の自分の部屋からユニフォームで直接会場へ。
18)選手村の選手の個別の部屋は2時間ごとに消毒。部屋と部屋との間は無人の空間を5m確保。
19)マスコミが競技場の検問を突破してインタビューをするため、もしも選手に2m以内にまで近づいた場合は国家反逆罪として逮捕。5m以内でも報道権をはく奪。10m以内でも以後の出入りを一切禁止。
20)期間中、選手一人につき1日7枚のマスクを供与。
21)大浴場などの風呂は禁止。レストランも廃止。(各自の部屋へ幕の内弁当を供与)
このくらいやったとしても、五輪はやるべきである。
何よりも、わたしは水泳が見たいのだ。
男子100メートル平泳ぎは個人メドレーで東京五輪出場が内定している瀬戸大也(ANA)が59秒93で優勝した。
この泳ぎが見たい。
だから、このくらいやったとしても、ぜったいに五輪は行うべきだ。

選手のことを思ったら、ぜひ開催してほしかったが仕方がない。
高野連は、「もしも開催するのなら」というシナリオを考えていた。
無観客だ。
もし大会中、観客の中に陽性の人がいた、ということが報道されたら、選手は集中して試合にのぞめないだろう。また、選手の中に陽性が出たとしても、同様だ。陽性になってしまった高校生は周囲から責められ、自分でも自分を責めるだろう。その子のせいではないのに・・・。
だから、無観客は当然のことだ。わたしは理解できる。
同様に、オリンピックをもし開催したとしても、それぞれの競技の会場は基本的には無観客であるべきだ。わたしは水泳が好きで、できたら見に行く予定にしていたが、仕方がないからあきらめなければならない。
学校の校庭に遊びに来ていたクラスの男児は、リトルリーグで活躍する猛者だが、
「先生、センバツ中止だって」
と話していた。残念なのだ。テレビで観戦するのを楽しみにしていた。
彼はリトルで活躍するピッチャーで、体は小柄だが、頭を使って投球するため、勝率は良い。
図工でも作文でも、題材はほとんど野球のことだった。
その彼が、センバツ中止を嘆いている。
日本全国で、こういう小学生がたくさんいるのだろうと思う。
さて、高野連はなかなか偉い。
ギリギリまで開催の可能性を探っていたらしい。
具体策として、次のことを考えていた。
・試合と直接関係ない人の来場をできるだけ避けるため、出場校の応援団を含めてすべての観客を入れない無観客での開催などである。
・出場校の派遣人数を1校27人に。メディアを含む大会関係者も最小限。
・ロッカールームや廊下など、濃厚接触となる可能性がある密閉空間で多人数が密集する機会を避ける
・大会関係者全員のうがい、手洗い、マスク着用、せきエチケットの徹底
・開幕前日から大会終了まで、医師2人1組が24時間臨戦態勢で選手の体調や予防などに関する電話相談を受け付ける。
・日本高野連、毎日新聞社、阪神甲子園球場の3者で緊急対策本部を設置し、緊急時の対応に当たる
【球場内】
・球場出入り口で全入場者に検温と手のアルコール消毒を実施。マスク未着用者、37・5度以上の発熱者は入場禁止
・ベンチやベンチ裏、審判控室などにも消毒液を設置し、試合終了ごとに各所を消毒。ドアノブやエレベーターなども定期的に消毒
・除菌効果のあるオゾン脱臭機をベンチ裏や控室などに計17台設置
・試合中は円陣を禁止。マウンドに集まるときなどはグラブで口を覆う
・インタビューなどの取材は受けない。ただし、試合終了後に限り、密集を避けるために戸外であるスタンド内の風通しの良いところで短時間で実施可。
・救護所に医師、看護師を常駐させる
【選手の移動、宿舎】
・宿舎から球場までの移動は大会本部が用意した各チーム専用バスを使用。車内に消毒液を設置
・要請があれば大会本部から1人あたり1日3枚のマスクを配布
・宿舎にも消毒液を設置。食事は個別または一般客と時間や場所を分けての提供にしてもらう。大浴場などの利用は控える
・選手らは朝晩2回の検温、呼吸器症状の有無をチェックシートに基づいて確認し、大会本部に毎朝報告
・責任教師や監督が認めない宿舎からの外出を禁止
ここまで考えていたのに、結局中止になった。
残念でならない。
五輪でもおそらく、同じようなことを検討しているはずだ。
たぶん五輪はこうなる。
1)無観客
2)マスコミの報道は無し。インタビューも無し。選手も大会中、一切無言。
3)競技場内で選手同士の接触をできるだけ避けるため、レース形式でないもの、個別のタイムを競うような種目については、時間差で一人ずつプレイする。選手同士はちがう入り口から入り、ちがう出口から出る。
4)陸上は8レーンに2人ずつの競技とする。選手間に2m以上の空間をもうける。
5)水泳も8レーンに2人ずつ。塩素濃度は通常の2倍濃度に。
6)柔道は寝技禁止。組み合う時間も5秒以内。どちらが先に相手を一本背負いできるかで決める。
7)フェンシングは剣の長さを2mに延長。
8)試合会場は2日前から除菌し、除菌後は一切の人の出入りを禁止する。
9)選手は除菌されたユニフォームを身に着ける。
10)審判は全員防護服を着用。
11)サッカーやバスケットのボールはハーフタイムで洗浄、除菌。バレーボールはサーブ毎の除菌。
12)試合中の円陣や味方の選手同士が口を開けて話をすることは控える。もしどうしても意思疎通をしたい場合は2m離れて行う。
13)夜間に選手村から町へ出るなどの出入りはすべて禁止。空港から競技場までも送迎専用の高度除菌車で直接送迎。
14)選手は毎日2時間ごとに検温し、医師2人1組の診察を受ける。
15)検温を拒否する選手の出場権を、はく奪。
16)できるだけ人が集まる時間を短くするため、表彰などのセレモニーはカット。国歌もなし。
17)ロッカールームは使用しない。選手村の自分の部屋からユニフォームで直接会場へ。
18)選手村の選手の個別の部屋は2時間ごとに消毒。部屋と部屋との間は無人の空間を5m確保。
19)マスコミが競技場の検問を突破してインタビューをするため、もしも選手に2m以内にまで近づいた場合は国家反逆罪として逮捕。5m以内でも報道権をはく奪。10m以内でも以後の出入りを一切禁止。
20)期間中、選手一人につき1日7枚のマスクを供与。
21)大浴場などの風呂は禁止。レストランも廃止。(各自の部屋へ幕の内弁当を供与)
このくらいやったとしても、五輪はやるべきである。
何よりも、わたしは水泳が見たいのだ。
男子100メートル平泳ぎは個人メドレーで東京五輪出場が内定している瀬戸大也(ANA)が59秒93で優勝した。
この泳ぎが見たい。
だから、このくらいやったとしても、ぜったいに五輪は行うべきだ。
