今年は、新間草海のブログを開始してからちょうど20年。記念すべき節目の日となりました!パチパチ、パチパチ!


思えば、20年前!
不安いっぱいで始めた教師稼業でしたが、19回の担任を重ねるうちに、チョークを持つ手も、手慣れたものです。

漢字を鏡文字で書くのは、3年目、4年目ごろから急にできるようになりました。

小学校の授業時間は45分ですから、45分と言うタイマーが自分の体の中に格納されたようで、時計を見なくても、45分で話をまとめたくなります。おそらく他の職業になったとしても、例えば営業になったとしても、私は45分たったら自動的に、みなさんトイレに行きましょう、と言って話を終えるでしょう。

1番たくさんブログを記事を書いたのは何年ごろなんでしょうかね?
毎日書いていた時期もありました。
思えば、あの時、私は若かったと思います。

今ではすっかり老いぼれ果て、記事を書くのも大変になってきました。

大体、今の小学校の教員で20年間学校のことを毎日のように記事に書き続けてきた人は他にいるのだろうか。

しかし、このライブドアのブログでも、古参の先生方は、まだ地道に、ブログを書き続けていらっしゃるので、私なんかまだ若造かもしれません。
まだまだ、ハナタレ小僧です。

私のブログを読んでくださっている方に呼びかけて、1泊2日のイベントをやったのも楽しかった思い出です。イベントのタイトルも「叱らない先生を実践する方法」というので、そもそも人が集まるのかどうか、危ぶまれました。しかし蓋を開けたら全国から何人もきてくださり、叱らないと言うキーワードにピンと響いてくださった方がたくさんいたと言うわけで、まぁ今となっては当たり前のことかもしれませんが、20年前は確かに【叱らない】という言葉には、センセーショナルな部分があったと思います。

30代で転職するのは、なかなか勇気の要ることだったのですが、55歳になって振り返ってみると、30代はまだまだ若い、転職も特別なことではない、挑戦してみて良かったと、振り返って思いますね。

なにしろ、当時は教員免許を取るところからのスタートだったのと、既に結婚していて、妻が大学生だったと言う特殊な事情のおかげで、働きながら、給料を得ながら、教員免許を取り、さらに教員採用試験に受かると言う試練があったわけです。

もし独身であれば、試験に落ちても「もう一年頑張ろう」という選択がしやすいかもしれません。しかし、家庭があり、将来の生活設計がその試験の合否に直結している状況では、不合格は単なる個人的な挫折ではなく、家族の生活基盤を揺るがす危機を意味します。その背水の陣で挑む精神的な負荷がなかなかでした。

家計を支える「一家の主」としての役割と、
教員免許取得を目指す「学生」としての役割と、
採用試験という難関を突破しなければならない「受験生」としての役割。

これら3つの異なる顔を同時に、しかもどれ一つとして手を抜かずに、という状況で、深夜までシステムエンジニアの仕事をしていたのですが、それでもなんとかなったのは、明るくて呑気な妻のおかげだったと思います。

しかし、あの時が1番楽しかったような気もするんですよね。不思議なことに。

私は20代がバラ色で、とくに哲学をやりたかったので、ソクラテスのように、人と話をするのが大好きでございました。それも、大勢のひとと輪になって、「あーでもない、こーでもない、あげだい、こげだい(出雲弁)」と話をするのが。

私はそれがしたくて、わざわざ、旧制高校に近い雰囲気の寮を全国から探して、ほとんど大学に行くのが目的ではなく、寮生活をしてみたかった、という理由で松江の雄翔寮に入ったのです。
それから幾許かの時が流れまして。
20代は、ほぼ10年の間、輪になって人と話すことができる、という理由で人の多い職場におりました。楽しかったですなあ!そこをあえて去りまして、教職を目指したわけで。

20代の成功体験(バラ色の記憶)があればあるほど、働きながら勉強する苦しい日々の中で、「あのままでいれば今頃もっと楽しく笑っていたはずだ」という誘惑が何度も襲ってきましたな。

その過去の自分を振り切り、家族を支えながら「教員」という未知の未来に賭けたのは、今から思えば単なる転職ではなく、人生のOSを入れ替えるような痛みを伴うものだったとおもうのですが、それでも妙に明るくて呑気でした。これはやはり妻のおかげでしょうね。
まぁ、30代ならやれるよな、と、今となっては思います。もしこの文を読んでくださっている30代の方がいたら、そしてもしかして教員になろうと言う気持ちをお持ちの方でしたら、きっと大丈夫だと背中を押してあげたい気持ちです。

30代転職、教員人生20年、ブログを書き続けて、記事の数は 2112記事を越えました。なんと2,000記事をこしとるがな。我ながらよう書くなぁ。

当ブログは、まだつづきます。
これからも読者の皆様どうぞよろしくお願いいたします!

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