あるお医者さんが書いていました。
以下の通りです。
『これから高石さんは、アベノミクスを継承し、サナエノミクスをするという。ところが、円安・株高は、ちっとも庶民の暮らしを良くしないと言うことが安倍さんの時代に証明されてしまった。
ゴールドや株を買えるような富裕層だけが儲かるのであって、庶民の財布は、ちっとも暖かくならなかった。
安倍晋三さんは思いっきりこの政策を進めたので、ある意味社会実験のようなことになった。実験の結果がはっきりしたために、かえって日本国民も潔く、このことを諦めると言う方向に進むべきだと思う。
私は庶民の財布事情が良くなれば、それは広い意味で一番大きな巨大な推進力となり、国防につながると思っている。日本人が豊かになり、その経済力でヨーロッパのものや中国のものや韓国のもの、そしてアメリカのものをたくさん購入できるようになれば、日本を疎んじる国はなくなる。
相手にとって、大切なお客様だからである。庶民とは、そういう感覚で生きている。
サナエノミクスを進めたらおそらく日本は誰からも不要な国と思われていくだろう。それは国を守るどころか、全くの逆効果にしかならない。国防力は減衰していく。
昔の自民党は、法人税をたくさん取った。
それは理屈があったからだ。昔の自民党は日本中に豊かな会社をたくさん増やそうとした。そのため利益の上がらない会社からは税金を取らないようにした。破産させてはいけない。従業員を守ろうと考えた。そのため、利益の上がらない企業からは税金を取らない仕組みにした。それが法人税である。
そのかわり、利益をきちんと上げている会社からは、法人税を取った。消費税は不要であった。庶民が大企業で働いて、その大企業が豊かになって繁栄し、利益を上げた場合にのみ、そこから社会に還元していたのであります。利益が上がらない場合には、税金は取らなかった。そこがはっきりしていたから、会社はどうせ法人税で取られるんだから、従業員の給料を上げようとも考えた。
今の自民党は、昔の自民党とは真逆であります。新しい自民党はアベノミクスを採用しましたが、昔ととは真逆の政策でした。それでも社会にきっと還元されると言う謳い文句だったが、やはり当初の懸念通り従業員の給料を上げようとする会社は少なかった。アベノミクスは、実験としては失敗に終わった。
今こそ、昔の自民党の時代に戻るべきです。田中角栄の時代に戻って欲しい』
・・・と。
このお医者さんと同じような考え方の人は、今の世の中に多いのだろうか?と、私はそこが気になる。
もし多いのであれば、自民党はそういった庶民の声を聞いて法人税率を上げていくんじゃないかと思う。
しかし、現状では、そんなふうに見えないから、やはりこのようなお医者様の考え方はごくごく少数派なのだろうと思われる。
高石早苗さんは、理念と理想を高く掲げる理論派だと思う。断固として、妥協許さない。諸外国に対しても、理念は絶対に負けませんと言う誇りの高い政策を取る。
それに対して、このお医者さんのような考え方は、実に現実的で、庶民感覚、人間感覚である。
これは、喫茶店のマスターに聞いた話。
コーヒーを買い付けに来た日本人を、ホンジュラスのコーヒー農園の主は、日本人は、友達だ。日本がさらに豊かになって繁栄することを願っているよとメッセージをくれていた、と。
それが当たり前の普通の感覚だと思う。
お客さんを大事にすると言う人間心理に基づくものだ。理想派か、それとも現実派か、と言えば、こちらの方が現実派だと言えよう。
さて、理想派が勝つか、現実派が勝つか。
世の中、どちらが優勢か。
これまで54年間生きてきた経験を振り返ると、どうも現実派の方がやや優勢だと思うけどなぁ。
