学級経営、という言葉があり、その難しさをまだまだ世間は理解していない、と思うことがあります。
子どもは人間ですから、さまざまなことを考えます。そして、します。

学習指導要領は、子どもがいろんなことをする、というのを外して考えている気がします。
よくある間違いは、

教えたら、わかるはずだ

という勘違い。

次は、

教えたら、覚えているはずだ

というもの。

さらにその次は、子どもは前を向いて座る、という勘違い。

全くもって、そんなことは当然では無い。できて当たり前なものではないです。

でもまあ、このへんまではよく言われることだし、世間の人も承知していると思います。
なぜなら、まったくもってこれ、大人だっておなじてすからね。

もっと話を進めると、このへんは世間の人々が分かってないことかも、というのがあります。
例えば、

子どもはみんな健康な状態で登校する

とか。実際には、普通に、発熱しながら登校します。これは保護者が悪いのではありません。保護者が休めない勤務体系そのもの、つまり日本の雇用システムそのものに、課題があるのです、

また、これも世間では知られてないと思われるのが、一度やれたことは、できるようになった、という判断。つまり、昨日できたことは、今日もできる、と思ってる、ということです。
「昨日、みんなでやったでしよ!」と思うのですよ。「あんとき、できたでしょ!」と。

ところが、そうはいかない。

あとは、

子どもは学校生活以外は悩みが無い、という誤解。いえ、子どもの心は、部活のこと、放課後デイのこと、児童クラブのこと、塾のこと、親のこと、兄弟のこと、さまざまなことで、心はちりぢりバラバラに乱れております。

こういうこと、文科省はどう考えているのだろう、と不思議に思う。よく、10教科も詰め込んだ
ナ、と。よく夕方まで詰め込んだな、狭い教室に35人も詰め込んだな、下校時間が16:00、歩いてうちに帰る頃は、冬なら日が翳って暗くなりますが。文科省は、よくやるよなぁ、と。凄いことを計画するな、と思います。

常に空腹を、訴える子もいます。
これも親が悪いのではありません。
余裕が無いのです。
今の社会システムでやってると、親にはとうてい、余裕なんてありゃしないのです。

さあ、夏休みもあとわずか。
8月が終わると、2学期が始まります。

いろんな状態の子が、登校します。
授業よりも先にやることがありそうです。
そして、十分にそこをサポートすると、子どもは元気になって、自ら学び始めます。大人もまったく同じですよ。心と気持ちがサポートされて、自分はこれで大丈夫だ!と思うことができたら、力を発揮したくなるのですし、人の役に立って、笑顔が見られることが喜びになるのですね。

何よりも、無事故で、教室に集まれたことを一日中、喜びあいたいと思うね。

FullSizeRender