賢い友人のKさんが、

「結局ミトコンドリアだよね」

と話したことがきっかけで、ちょっとミトコンドリアについて調べる気になった。

以下は、Kさんに色々と教えてもらったのを忘れないうちにアウトプットしておくための記事です。

ミトコンドリアは、人体の中でエネルギーを生成する大きな働きを持っていて、それも持続性のある強く、大きな力を生み出している。
人間の体には生まれつき備わっているから、生涯にわたって力を発揮している存在。どちらかと言うと、特に若い時よりも中年以降に大きな力を発揮する。

このミトコンドリアは、うまく働くのに必要な条件がある。それは、酸素がたくさん供給されていて、かつ体温がしっかりと高く維持されている、という点だ。
体がよく冷えるタイプの人だったり、呼吸の浅い人は、このミトコンドリアの機能があまり発揮されていない。

さて、人間には、エネルギーを生み出す、もう一つのシステムがあり、それがいわゆる代謝と呼ばれる働きで、特に糖の分解によって小さくとも瞬発的な力が素早く生成される、

この糖分解・代謝によるエネルギーの生成システムは【解糖系】と呼ばれ、どちらかと言うと細胞分裂を促す際に多く使われる。つまり生まれてから猛烈に働いて20歳ごろまで体をとにかく作り上げるのに、大変重要な働きをする。

もちろん、糖の代謝は、生涯通じて行われる。人体の中では、小さく素早くくるくる回るような歯車であり、新しい細胞の生成だけではなく、後述するミトコンドリアのエネルギー源にもなる。

糖の代謝が小さな歯車で、高速回転するのに引き換えると、ミトコンドリアによるエネルギー、生成は、人体の中でも特に大きな歯車で、ゆっくり確実に回転し、長く長く働き続けるイメージだ。これはサイボー分裂を行うためではないから、人間の体を向上的に整えつつ、長く持続的に働かせるための大切なシステムだと言える。

特に50代以降だと、ミトコンドリアの活躍がとても重要な要素になってくるから、人間は特に自分の体内に潜むミトコンドリアたちを元気に賢く強く保護し育てていかなければならない。
そう、自分の体内にミトコンドリアと言う小さなスーパーマンをたくさん飼っていると言うイメージが近いかもしれない。このスーパーマンたちを活躍させるには、冷え性は大敵、体を温めることと、酸素呼吸をしっかりすると言う、この2点が重要になる。

逆に解糖系はミトコンドリアとは逆で、低体温、夜睡眠してる間にうまく働く。体温がそれほど高くなく(低く)、また酸素はそれほど必要としない。つまり睡眠時間に最も良く、細胞分裂を行う。これが身長を伸ばそうとする子どもたちに睡眠が必要なわけ。

ミトコンドリアについては、NHKの監修した、サイエンスZERO、という番組が詳しい。かなり詳しくミトコンドリアが人体でどのように働くのかを解説する番組がある。

私が今、非常に興味深く思っているのは、あたかもミトコンドリアには意思があるようにさえ思えることだ。
私と言う意識が生きているのか、それともミトコンドリアに意識があって、私の意識はそのミトコンドリアから思考内容を規定されて動いているだけなのかとすら思う。

もしかしたらミトコンドリアが私と言う主体性のある意識の本当の本当の正体なのかもしれない。

ちなみに、ミトコンドリアは、ミドリムシとは違うから気をつけてください。
私の嫁様は、私がミトコンドリアと口走った瞬間に、あぁ、あの光合成もできるけど、自分でも動くって言うよくわかんないやつでしょう。植物なのか動物なのかよくわかんないやつ、と言った。
それは、ミドリムシである。

ミトコンドリアは、体の中の「ちっちゃな工場」みたいなものです。

わたしたちの体は、食べ物からエネルギーをもらって動いていますよね。でも、食べたものはそのままでは使えません。

そこで活やくするのが、ミトコンドリア!


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🔧ミトコンドリアのしごと

  1. 食べ物の中の栄養をエネルギーにかえる
     → ごはんやパンをたべたら、それを体が使える力(エネルギー)に変えてくれます。

  2. 体を動かしたり、あたためたりするための力をつくる
     → たとえば、走ったり、考えたり、体温を保つのにもミトコンドリアの力が必要なんです。


🏭どこにあるの?

ミトコンドリアは、体の中のほとんどの細胞(さいぼう)の中にあります。細胞っていうのは、体を作っているとっても小さな部品のこと。ミトコンドリアは、その中にたくさんあるんですな。


実は、「糖を分解すること」と「ミトコンドリア」は、どちらもエネルギーを作るために必要な大事なステップなんです。それぞれの役わりを、わかりやすく説明しますね。


🍬【ステップ1】まずは糖(グルコース)を分解!

わたしたちがごはんやパンを食べると、体の中で「糖(グルコース)」になります。
この糖は、まず細胞の中(ミトコンドリアの外)で「分解」されて、小さなエネルギー(ATPという力のもと)を少しだけ作ります。
これを「解糖系(かいとうけい)」といいます。

🔹これはミトコンドリアを使わない段階です。
でも、これだけでは少しのエネルギーしか作れません。


🔥【ステップ2】ミトコンドリアで本気のエネルギー作り!

糖が分解されたあと、その材料がミトコンドリアに運ばれます。
ミトコンドリアの中では、それを使ってもっとたくさんのエネルギー(ATP)を作るのです。

これを「クエン酸回路」や「電子伝達系」といいますが、簡単に言うと:

🔹本当のパワー工場はミトコンドリア!


🧠たとえでまとめると…

  • 糖を分解するのは、「エネルギーの材料を作る工場」

  • ミトコンドリアは、「その材料を使って、本気のエネルギーをたくさん作る工場」

つまり、「糖の分解」も「ミトコンドリア」も、どちらもエネルギーを作る仲間です!
でも、一番多くのエネルギーを作っているのはミトコンドリアなんですよ😊


私はこれから酸素をしっかりと取り込める体に改造していくため、呼吸のトレーニングをしなければならない。


腹式呼吸をたくさんトレーニングして、横隔膜をもっと自由にのびのびと動かすために、クラリネットでも習おうか知らん。しかしこんな中年が今から楽器なんて始めたら、それこそ


パッケラマオ♪ パッケラマオ♪ パオパオパ!


だろうなぁ・・・


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