「それ、モンシロチョウだよ」
わかってるって。
図鑑とか、世間一般にはそうなんでしょうよ。
「じゃ、この生き物に名前をつけようよ」
私がそう言うと、教室中に不思議な空気が流れました。
名前をつける?
いや、ゲド戦記ではないです。
影との戦いではないですよ。
千と千尋の物語でもないです。
ただ、子どもは名前をつける権利があると思って・・・。
だって、せっかく、この世に生まれてきたんですから。
そして、この世は不思議なものに、満ちているんですから。
生まれたら、この世の全てに、もうすでに名前がつけられてた、なんてのは、楽しくないですからねえ。
いいんです。モンシロチョウで。
それは、否定しません。
日本では「一般的にモンシロチョウという」で、それはそれとして理解すれば良い。
でも、せっかくこの世に生まれた自分として、この生き物と、真摯に向き合った時に、自分としてはこの子を何と呼ぶか、自分のオリジナルな感性で、決める行為をしたい。
これを、子どもに保障するのは、大人の義務だと思うね。
で、みんなで勝手に名付けました。
ふわふわちょう、ひらひらちょう・・・
「なるほど、最後にやっぱり、ちょうってついた方が良さそう?」
「だって、ちょうだもん」
「そこも変えていいのだとしたら?」
「え?そこも変えて良いの?」
ここからが、面白かったですな。
え?保育園で、そんなのは卒業するべきだって?
その通りです。
保育園で、ちゃんと「この初めて見る生き物に名前をつけよう」が、行われ、保証されてるならね。
横から誰かが、「それはモンシロチョウです!」というのはナシで。
もし、やってないなら、仕方ない、小学校でやるべきでしょうなあ。1人の人間として、尊重されるために。
ちなみに、下の写真は、モンシロチョウではなく、スジグロシロチョウ。

わかってるって。
図鑑とか、世間一般にはそうなんでしょうよ。
「じゃ、この生き物に名前をつけようよ」
私がそう言うと、教室中に不思議な空気が流れました。
名前をつける?
いや、ゲド戦記ではないです。
影との戦いではないですよ。
千と千尋の物語でもないです。
ただ、子どもは名前をつける権利があると思って・・・。
だって、せっかく、この世に生まれてきたんですから。
そして、この世は不思議なものに、満ちているんですから。
生まれたら、この世の全てに、もうすでに名前がつけられてた、なんてのは、楽しくないですからねえ。
いいんです。モンシロチョウで。
それは、否定しません。
日本では「一般的にモンシロチョウという」で、それはそれとして理解すれば良い。
でも、せっかくこの世に生まれた自分として、この生き物と、真摯に向き合った時に、自分としてはこの子を何と呼ぶか、自分のオリジナルな感性で、決める行為をしたい。
これを、子どもに保障するのは、大人の義務だと思うね。
で、みんなで勝手に名付けました。
ふわふわちょう、ひらひらちょう・・・
「なるほど、最後にやっぱり、ちょうってついた方が良さそう?」
「だって、ちょうだもん」
「そこも変えていいのだとしたら?」
「え?そこも変えて良いの?」
ここからが、面白かったですな。
え?保育園で、そんなのは卒業するべきだって?
その通りです。
保育園で、ちゃんと「この初めて見る生き物に名前をつけよう」が、行われ、保証されてるならね。
横から誰かが、「それはモンシロチョウです!」というのはナシで。
もし、やってないなら、仕方ない、小学校でやるべきでしょうなあ。1人の人間として、尊重されるために。
ちなみに、下の写真は、モンシロチョウではなく、スジグロシロチョウ。
