2005年の4月に、教員となって、小学校に勤務し始めました。
その後、このブログを書き始めました。
この春、4月になれば教員人生が20年というわけ。
昔のことを思い返すと、本当に夢か幻のように思いますね。
教員になる以前の、システムエンジニアだった時代も、今となっては、そんなことあったのかと不思議な気持ちになります。
さらにその前の、東京や大阪で卵を売り歩いていた時代の事も、自分の中では大事な思い出です。
大阪のおばちゃんに、卵がおいしいわ、と褒めてもらえると、自分が褒めてもらったように嬉しかったですね。
さらに、その前に、牛の角を切ったり、生まれたての子にミルクをあげたりしている時代のことや、カメラを持って、農業に携わる若者を取材して回っていた時代の事など、実際の記憶はあるにもかかわらず、どこか虚構であり、ただのイマジネーションに過ぎないもののようにも感じます。
記憶と言うのは、どこかしら甘酸っぱくも感じながら、ぼーっと霞んで綿菓子のようにふわふわしているようです。
ただ、教員になってからはありがたいことに、ブログというものがあって、このような熱心な記録をつけてくることができました。
自分が歳をとって、54歳と言う歳になってから、振り返るために書いてきたわけではもちろんないのですが。
書いているときは、わけのわからない教育と言う仕事に向き合うために、あるときは、明日の授業をどうしたらいいかわからないと言う切迫した気持ちからやむに止まれず書いていたこともありました。
長く、こうしてブログを書き続けてきて、読み返してみると、我ながら、なかなか面白いです!
自分では書いた記憶がなくなっているので、と自分が書いたものとは思えない。初めて読む文章のようにして読んでいくわけです。すると子どもにこんなふうに接するんだ、なるほどな、とか、自分でもかえって勉強になったりします(笑)。
特に、叱らない、と言う点にこだわって、教育を実践し続け、さらにそれを20年間たんねんに記録してきたと言う点が、当ブログの存在価値ですね。
小学生の夏休みの自由研究のようなテーマ、「叱らないで、小学校の教員はやれるのだろうか」。
これをまさか20年続けることになるとは、2005年の当時の自分は思っていなかったでしょう。
しかし、スポーツクラブのコーチが怒鳴り散らす絵柄や、部活の顧問が大声で叱りつけるニュース、そして大人の世界でも、企業で上司がパワハラを繰り返すなど、兵庫県の斉藤知事のパワハラ問題だけでなく、要するに、これは日本の大きな病理なんだと思います。
小学校からパワハラをなくすということで、大人が一致しはじめているのは大きな前進で、さらに小さな実践を積み重ねていく事は、大切なことだと思っています。
2025年もどうぞよろしくお願いします。
チャンネル登録とグッドボタン、ぜひよろしくお願いします。
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この春、4月になれば教員人生が20年というわけ。
昔のことを思い返すと、本当に夢か幻のように思いますね。
教員になる以前の、システムエンジニアだった時代も、今となっては、そんなことあったのかと不思議な気持ちになります。
さらにその前の、東京や大阪で卵を売り歩いていた時代の事も、自分の中では大事な思い出です。
大阪のおばちゃんに、卵がおいしいわ、と褒めてもらえると、自分が褒めてもらったように嬉しかったですね。
さらに、その前に、牛の角を切ったり、生まれたての子にミルクをあげたりしている時代のことや、カメラを持って、農業に携わる若者を取材して回っていた時代の事など、実際の記憶はあるにもかかわらず、どこか虚構であり、ただのイマジネーションに過ぎないもののようにも感じます。
記憶と言うのは、どこかしら甘酸っぱくも感じながら、ぼーっと霞んで綿菓子のようにふわふわしているようです。
ただ、教員になってからはありがたいことに、ブログというものがあって、このような熱心な記録をつけてくることができました。
自分が歳をとって、54歳と言う歳になってから、振り返るために書いてきたわけではもちろんないのですが。
書いているときは、わけのわからない教育と言う仕事に向き合うために、あるときは、明日の授業をどうしたらいいかわからないと言う切迫した気持ちからやむに止まれず書いていたこともありました。
長く、こうしてブログを書き続けてきて、読み返してみると、我ながら、なかなか面白いです!
自分では書いた記憶がなくなっているので、と自分が書いたものとは思えない。初めて読む文章のようにして読んでいくわけです。すると子どもにこんなふうに接するんだ、なるほどな、とか、自分でもかえって勉強になったりします(笑)。
特に、叱らない、と言う点にこだわって、教育を実践し続け、さらにそれを20年間たんねんに記録してきたと言う点が、当ブログの存在価値ですね。
小学生の夏休みの自由研究のようなテーマ、「叱らないで、小学校の教員はやれるのだろうか」。
これをまさか20年続けることになるとは、2005年の当時の自分は思っていなかったでしょう。
しかし、スポーツクラブのコーチが怒鳴り散らす絵柄や、部活の顧問が大声で叱りつけるニュース、そして大人の世界でも、企業で上司がパワハラを繰り返すなど、兵庫県の斉藤知事のパワハラ問題だけでなく、要するに、これは日本の大きな病理なんだと思います。
小学校からパワハラをなくすということで、大人が一致しはじめているのは大きな前進で、さらに小さな実践を積み重ねていく事は、大切なことだと思っています。
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