・毎日掃除っているの?➡水曜だけナシにしました
・何であだ名はだめなの?➡あだ名、授業中のみ、OKにしました
・何でみんな同じ宿題なの?➡宿題、一人ひとりに個別計画を立てさせます
・学級遊びって全員参加なの?➡見学もOK、グループごとに計画します
・何でシャーペンはだめなの?➡シャーペンとえんぴつの比較をクラス全体で研究することにしました
・授業中はお茶飲んじゃだめなの?➡もちろんOKで、逆にダメなクラスは少ない(文科省はOK)
・何で学校に行かなきゃいけないの?➡来なくてもOK
・何で服に穴あけてまで名札するの?➡名札なしにしました

これ、保護者懇談会でけっこう出てくる話題ですが、
学校が変わってることにかなり驚く保護者もいる。
たぶん、自分が子どもだったときの記憶もかなり濃厚なんだと思う。
話をしていくと、

「ああ、いいですねえ。わたしも今の時代に小学生をやりたかった」

ため息をつかれます。

ええ、昭和の時代でも、平成の時代でも、それなりに先生たちは善戦していたと思いますよ。
いじめがあったとき、昭和でも全力でぼくらの仲間を応援し、対応してくれた先生をわたしは目撃していますから。

でも、方向が完全に変わったのは、令和元年です。

「子どもに個別の計画をたてさせ、自分なりのキャリアを計画させる」
という方針が出たからですね。
そこから、まるでオセロがひっくりかえるように、学校は変わりました。

宿題も、今は、一人ひとりが自分で考える時代になりました。
達成度やねらいも、小学生が自分なりに、一生懸命に考えて計画をします。
そういう時代になりました。
学習成果も、クラウドに残っています。
小学生の時、自分が研究したこと、学んだこと、作文、論文、すべてクラウドに残っています。
なんなら、それを入社試験の際に持ち込んで、

「わたしは小学生の頃から御社の製品に興味を持ち、小学生なりに実験をしてみたことがあります」

と面接で言っても良い時代になったのです。
このくらいの大変化があったのですが、世の中は政治の腐敗とかコロナのこと、オリンピック会場の建設にいくらかかったとか税金のことなんかで騒いでましたので、教育の大改革はまったく報道されないレベルでしたね。(遠い目)

でも、大丈夫。
学校は、変わりました。
おうちの人たちが、「学校はこうだろう」と思うことは、かなり変化しています。
大丈夫ですよ、だいじょうぶ。

⇩大臣様へ。お願いです。教育を充実させてください。
事務室のカラーコピー機の電源が切られたままです。理由はランニングコストが高いからです。教員は自腹でコンビニでカラーコピーしています。よろしくお願いします。
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