~小学校の授業で、ベン図を最大に活用するために~

【黄金の比較原則】とは、以下のようなものであります。

比較ツールの成長段階


比較のよさを知る、体験することが大事だ。
そこから「では次は、あれとこれを比較してみたい」という意欲につながるからだ。
学習の意欲、それも単発ではなく、連続した意欲につなげるためには、
「比較」の良さを知り、いろんな変化したバージョンを次々とくりかえしたくなる、という展望につながらなくては。

そこで、黄金の比較原則というものを打ち出しました。

この原則にのっとれば、

〇飽きてしまう前に
〇比較の良さを体験し
〇より確かな『概念の昇華』を味わえます


かならずこの原則の最終場面では、ふりかえり、を行いましょう。
【比較のふりかえり】

比較してみて、よかったかどうか。

比較する前と後で、どうちがうか。

比較することの良さってなんだろう。

最後の、「比較の良さってなんだろうか」というのが、一番のコツです。
ここで、どうして今回、わたしはこの思考技術を駆使したのだろうか、という、
自分の学び自体、学びの具体的な方法自体を、ふりかえることになるからです。

では、みなさん、ぜひこの原則で、授業を進めてみてください!

ベン図を使った授業のご報告、お待ちしております。
(本ブログのメッセージ機能から、ぜひ「自分もやってみた!」レポートをお寄せください)