昨日の夜、8時30分ごろ。
学校を出て帰ろうと外に出て、駐車場でふと夜空を見上げると、
でっかい流れ星?が見えました。

わたしは最初、流れ星とは思わず、

「・・・」

という感じ。
あまりにも大きかったのと、
緑色の光がちょっと人工的な気がしたから。
きっと、どこかで人工的に打ち上げたものだと思った。
それも、だいぶ長く光って、横に流れたから。

中央は白く光っていたけれど、
周囲は、緑色っぽかった。
また、先端部分はまるで線香花火の先端の玉(たま)のように、オレンジ色に「散っている」部分もあり、
その部分だけを見ると、電線の先端で火花が散っているような印象。

ところがすぐに、

「あんな上空で、人工的に光るわけがない。流れ星か、火球というやつか」

と思い直し、すぐに

「あ、カメラで撮影したらよかった」

と思った。

5、6秒は光っていただろうか。
その短い5,6秒の間に、上記のようなことをたちまち

思う

ことができるのだから、人間の思考というのは本当に素早いのだな、と感心した。
また、同時に

「うーん、なにか願い事を言えばよかったかな」

とも思った。

といって、なにも願い事が思い浮かばず、

「今はただ、ひたすらごはんが食べたいのと、早く寝たい」

ということだけ。

そんな願い事しか思いつかなかったことに対してのみじめさ悔恨
そして、それを、あんなに長い間光り続けてくれていた流れ星がいたにも関わらず、
ぼーっとして逃してしまい、「つぶやくことができなかった」、おのれの反射神経のにぶさに

ぎゃおおおおおん

と吠えたくなりました。

で、今日になってその火球が、東海地方はおろか、関東地方でも見られたということがニュースになっていたのを見て、

「え、あれ、すぐ近所の山に落ちたんじゃなかったのか」

と驚きました。
そんな広範囲で見られるようなものだとは、露(つゆ)ほども思わなかった。

わたしは火球を目撃した帰り道、車の運転をして自宅に帰りながら、

「あの火球、もしかしたら裏の山の神社あたりに隕石になって落ちんてるんじゃないだろうか」

と思い、

「今度の日曜日、隕石探しにでも、ちょっといってくっか」

と呑気にハンドルを握りながらつぶやいていたからであります。

それにしても、でっかい火球で、すぐ近所に落ちたかと思ったがなあ・・・


それからまた今日の夜になってニュースを見ていたら、その動画まで撮影されたのがインターネットでもアップされていたのでさらに驚いた。

わたしが見たのは、神奈川県の方が撮影された動画で、わたしが見たものよりもさらにでっかく見えていた。(拡大してるのかな?よく分からない)

実物は、ほんの珈琲豆程度の小石らしいです。
それが、あんなにきれいに、すごいでっかく見えるなんて。
火花まで散らして。
そして、あんなに緑色に、輝いて見えるなんて。

すごいよねえ。

火球