オックスフォード英語辞典が毎年行っていることがある。
それは、その年のムードをよく示す言葉を定める、というもの。
日本で言う流行語大賞のようなものでしょうか。
ちがうのは、オクスフォードはたった一つに絞る、という点。
ムードを総括するような言葉をひとつ、選ぶのです。
2023年の今年は、いったい何でしょうか。
ずばり「AI」、でしょうかネ・・・
ここからは、過去をちょいと振り返ってみましょう。
昨年2022年は、「ゴブリン・モード」(goblin mode)
「ゴブリン・モード」は、オックスフォードの辞書編纂(へんさん)者が選んだ3つの候補のうちの1つで、「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲な行動」を指すスラング。
そもそもゴブリンとは、人間に悪さをしたりトラブルを引き起こしたりする、醜い姿の架空の生き物。日本語では「小鬼」と訳されることが多いです。
新型コロナウイルス対策の制限が緩和される中、元の生活に戻りたくないと気づいた人たちが、この言葉をよく使うようになったといいます。このスラングは「私は今ゴブリン・モードだ」や、「ゴブリン・モードに入る」といった使われ方をする。「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲で、たいていの場合、社会の規範や期待を拒否するような方法で表れる行動」だそうで・・・。
2021年は、ずばり「vax」でした。これは、ワクチンのことです。
vaccineと同じ。vaccineの短縮形であると説明されていますね。
vax rate:ワクチン接種率とか、get vaxxed:ワクチンを接種する、とか。
この年はコロナのことで、ほぼまるごとといってもいいくらい、一年が忙しく過ぎたような印象でしたからね。無理もないか。
さてその前年。2020年の言葉を発表したときは、とても印象深かったですね。
毎年、オクスフォード英語辞典が発表する言葉ですが、2020年はなんだかいつもと違った。
なんと、言葉をひとつに絞ることができなかったのです。代わりに「未曾有の一年を複数の言葉で網羅する」と発表した。
その中には新型コロナウイルスパンデミック関連の言葉や、オーストラリアの森林火災やBlack Lives Matterムーブメントなど2020年の世界に影響を与えた問題に触れた言葉が入っている。
では、全体を以下に載せてみます。
たしかにこう見ると、昨年の2020年という年が、いかに未曽有の災害に見舞われた年だったかを実感できる。オクスフォードは、世界が混乱を極めた2020年、これ、という言葉に絞ることができなかったのですね。
こうしてみると、あのコロナが騒がれ始めた2020年という年は、人類にとってターニングポイントだったのでしょう。
ちなみに、今年の日本の流行語は、「増税メガネ」ではないと思います。だってノミネートされてませんからネ。しかしすごくキャッチーな言葉だし、本人もまんざらではなかったようですから、岸田さんのためにもノミネートしてあげればよかったのに、と思います。
あとは、「日本万博」でしょうかね。つい先日までは「大阪・関西万博」かと思っていたら、いつの間にか日本全体で税金をつぎこむイベントになってました。「結局日本万博」というように6文字で表したほうが良さそうです。
でも結局は、2023年の日本は、「①ガソリンが高い」「②物価がすごくあがった」「③ジャニーズ」の3本だったように思いますね。
政治家が、一生懸命にこれでもかと日本国民をハラスメントで痛めつけた、という感じがします。
これを「国民ハラスメント」と呼んでいいのであれば、まさに2023年のムードを象徴し、総括できる言葉として、「国民ハラスメント」を筆頭候補にあげたいですな。
それは、その年のムードをよく示す言葉を定める、というもの。
日本で言う流行語大賞のようなものでしょうか。
ちがうのは、オクスフォードはたった一つに絞る、という点。
ムードを総括するような言葉をひとつ、選ぶのです。
2023年の今年は、いったい何でしょうか。
ずばり「AI」、でしょうかネ・・・
ここからは、過去をちょいと振り返ってみましょう。
昨年2022年は、「ゴブリン・モード」(goblin mode)
「ゴブリン・モード」は、オックスフォードの辞書編纂(へんさん)者が選んだ3つの候補のうちの1つで、「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲な行動」を指すスラング。
そもそもゴブリンとは、人間に悪さをしたりトラブルを引き起こしたりする、醜い姿の架空の生き物。日本語では「小鬼」と訳されることが多いです。
新型コロナウイルス対策の制限が緩和される中、元の生活に戻りたくないと気づいた人たちが、この言葉をよく使うようになったといいます。このスラングは「私は今ゴブリン・モードだ」や、「ゴブリン・モードに入る」といった使われ方をする。「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲で、たいていの場合、社会の規範や期待を拒否するような方法で表れる行動」だそうで・・・。
2021年は、ずばり「vax」でした。これは、ワクチンのことです。
vaccineと同じ。vaccineの短縮形であると説明されていますね。
vax rate:ワクチン接種率とか、get vaxxed:ワクチンを接種する、とか。
この年はコロナのことで、ほぼまるごとといってもいいくらい、一年が忙しく過ぎたような印象でしたからね。無理もないか。
さてその前年。2020年の言葉を発表したときは、とても印象深かったですね。
毎年、オクスフォード英語辞典が発表する言葉ですが、2020年はなんだかいつもと違った。
なんと、言葉をひとつに絞ることができなかったのです。代わりに「未曾有の一年を複数の言葉で網羅する」と発表した。
その中には新型コロナウイルスパンデミック関連の言葉や、オーストラリアの森林火災やBlack Lives Matterムーブメントなど2020年の世界に影響を与えた問題に触れた言葉が入っている。
では、全体を以下に載せてみます。
Bushfire(森林火災)、Covid-19、WFH(working from home・在宅勤務)、Lockdown(ロックダウン)、circuit-breaker(サーキットブレーカー・ロックダウンの前の行動制限措置)、 support bubbles(サポートバブル・支援の安全圏)、 Keyworkers(キーワーカー)、 Furlough(一時解雇)、 Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)、 moonshot(困難だが実現すれば大きなインパクトを与える壮大な計画や挑戦)など。
たしかにこう見ると、昨年の2020年という年が、いかに未曽有の災害に見舞われた年だったかを実感できる。オクスフォードは、世界が混乱を極めた2020年、これ、という言葉に絞ることができなかったのですね。
こうしてみると、あのコロナが騒がれ始めた2020年という年は、人類にとってターニングポイントだったのでしょう。
ちなみに、今年の日本の流行語は、「増税メガネ」ではないと思います。だってノミネートされてませんからネ。しかしすごくキャッチーな言葉だし、本人もまんざらではなかったようですから、岸田さんのためにもノミネートしてあげればよかったのに、と思います。
あとは、「日本万博」でしょうかね。つい先日までは「大阪・関西万博」かと思っていたら、いつの間にか日本全体で税金をつぎこむイベントになってました。「結局日本万博」というように6文字で表したほうが良さそうです。
でも結局は、2023年の日本は、「①ガソリンが高い」「②物価がすごくあがった」「③ジャニーズ」の3本だったように思いますね。
政治家が、一生懸命にこれでもかと日本国民をハラスメントで痛めつけた、という感じがします。
これを「国民ハラスメント」と呼んでいいのであれば、まさに2023年のムードを象徴し、総括できる言葉として、「国民ハラスメント」を筆頭候補にあげたいですな。