コロナの情勢が厳しい。
かつてない勢いで陽性の人数も増えているし、死者も増えている。
緊急事態宣言についても検討されている。
英国は一日に5万人の陽性が出て、恐怖に陥っているらしい。
なんでもこれまでのウイルスとは違う、変異したモノだとか。
学校も変わらざるを得ない。
以下、おそらくそうはならないとは思う、ならないとは思うんだけど・・・
でも、だ。
もし仮に、実際の感染者やコロナが要因と認められる死者がさらに驚くべきスピードで増加したら。
そう考えて・・・
今から、日本の小学校教師として、思考実験をやってみる。
最悪の事態を想像してみようと思う。
学校は、もしかしたら休校措置がとられるかもしれない。
また、9月入学をふたたび検討することになるかも。
もしくは、どの学年も1年の休眠措置(冬眠のような)がとられるかもしれない。
そうはならなくとも、学校はいつ休校になるやしれない。
あるいは、従来の進度を気にすることなく、大幅にその学習内容が緩和されるかもしれない。
もしくは、小学校6年間が合計8年間のように増えるかもしれない。
その8年の間に、これまでのような6年生までの分を勉強してください、というように、
これまでの8分の6に、スピードが緩和される
などの措置が出るかもしれない。
これは世界的にコロナウイルスの変異種がさらにさらに増加し、休校が繰り返されるなど、あまりにも特殊な場合の予想だ。
で、そうなると、社会が、学校が、法律が、これまでの常識が、すべて、いったん見直し。
0(ゼロ)からみなおしになりますね。ゼロからってすごいです。
家と学校とで、両方で子どもはどう日中を過ごすか、ということが大きな課題になる。
これは大きいです。本人にとっても家族にとっても、学校にとっても。
宿題をバンバンだして、課題をせっせとこなす子どもたち
というようなことでは、もうしのげないのではないか、と思うね。
だって、教えてないことも、どんどん勉強してほしいもの。
要するに、
学校で習わないことも、自分で勉強できる子ども
に育てることが、学校の大きな使命になるかもしれません。
となると、保護者の側も、大きな発想転換を求められます。
だって、子どもが自分で勉強するんですよ。学校で習ったことがないのに。
昭和・平成までの思考なら、考えられないことですな。
「学校で教えてもらってないことを、子どもが分かるはずがないでしょう」
と多くの親も考えるかもしれない。
しかし、コロナの情勢如何では、もうそうするより、他の道がなくなる、ということです。
学校はずっと休校のようになるかもしれない。これまでのようなイメージでは続けられなくなるかもしれない。
オンラインで教えればいい?
たしかにそうするのも必要でしょう。
しかし、今の大学の講義のように、オンラインがいかにやりにくいかということも分かってしまったので、メリットもあるかわりにデメリットの大きさも考えると、オンラインの授業さえできれば大丈夫、というふうにはならないでしょうね。
昨年の春以後、多くの大学がZOOMや録画等でオンラインの授業を行ったようですが、なかなか厳しい意見もあるようです。
小学生でも、自分で「まなびの計画」をたてて、自分で興味を持ってしらべたり考えたりする、というのがスタンダードな学校のスタイルになってくるかもしれない。
となると、学習の計画ですね。
これを立てられるようにならないと。
そもそも、
興味を持って ⇒ しらべて ⇒ まとめてみる
このことのスタート地点に、小学生が立つこと自体が、難しいのですね。
多くの学校の先生が、いちばん苦労しているのも、そもそも興味をもってもらう、ということです。
国語も算数も社会も理科も、音楽も家庭科も体育も。
いろんな資料や情報を小出しにしながら、子どもの目がちょっときらきらしてきたり、自信をもって意見が出てくるようになってきたところで、大きな課題に向かわせる、というのが定番。
興味を持ってもらうために、子どもに物を見せたり、資料をつかませたり、話してみたり、ということが必要なんだけど、それが個別にできるかというと難しい。
でも、それをしなければ、最悪の事態に備えることができない。
ここらをずっと、この先、われわれは考えていくことになりそう。
小学校の先生の仕事の中心が、教室で知識を注入することではなくなって、
その子なりの学習計画が立てられるように支援するマネジメントが本業になってくる。
学校には、その学習計画をちょっと背中を押すために集まってきてもらう、ということかな。
どう?次の学習はどうする?
こんなのから興味をもてるかな、ちょっと本を読んでみようよ。
どうかな、まずはいろいろ見てみよう。
友だちはこんなレポートを書いて発表しているよ。どう?
こんなやりとりを、ひとりひとりが教師とやって、納得したら家に帰っていく。
かつてない勢いで陽性の人数も増えているし、死者も増えている。
緊急事態宣言についても検討されている。
英国は一日に5万人の陽性が出て、恐怖に陥っているらしい。
なんでもこれまでのウイルスとは違う、変異したモノだとか。
学校も変わらざるを得ない。
以下、おそらくそうはならないとは思う、ならないとは思うんだけど・・・
でも、だ。
もし仮に、実際の感染者やコロナが要因と認められる死者がさらに驚くべきスピードで増加したら。
そう考えて・・・
今から、日本の小学校教師として、思考実験をやってみる。
最悪の事態を想像してみようと思う。
学校は、もしかしたら休校措置がとられるかもしれない。
また、9月入学をふたたび検討することになるかも。
もしくは、どの学年も1年の休眠措置(冬眠のような)がとられるかもしれない。
そうはならなくとも、学校はいつ休校になるやしれない。
あるいは、従来の進度を気にすることなく、大幅にその学習内容が緩和されるかもしれない。
もしくは、小学校6年間が合計8年間のように増えるかもしれない。
その8年の間に、これまでのような6年生までの分を勉強してください、というように、
これまでの8分の6に、スピードが緩和される
などの措置が出るかもしれない。
これは世界的にコロナウイルスの変異種がさらにさらに増加し、休校が繰り返されるなど、あまりにも特殊な場合の予想だ。
で、そうなると、社会が、学校が、法律が、これまでの常識が、すべて、いったん見直し。
0(ゼロ)からみなおしになりますね。ゼロからってすごいです。
家と学校とで、両方で子どもはどう日中を過ごすか、ということが大きな課題になる。
これは大きいです。本人にとっても家族にとっても、学校にとっても。
宿題をバンバンだして、課題をせっせとこなす子どもたち
というようなことでは、もうしのげないのではないか、と思うね。
だって、教えてないことも、どんどん勉強してほしいもの。
要するに、
学校で習わないことも、自分で勉強できる子ども
に育てることが、学校の大きな使命になるかもしれません。
となると、保護者の側も、大きな発想転換を求められます。
だって、子どもが自分で勉強するんですよ。学校で習ったことがないのに。
昭和・平成までの思考なら、考えられないことですな。
「学校で教えてもらってないことを、子どもが分かるはずがないでしょう」
と多くの親も考えるかもしれない。
しかし、コロナの情勢如何では、もうそうするより、他の道がなくなる、ということです。
学校はずっと休校のようになるかもしれない。これまでのようなイメージでは続けられなくなるかもしれない。
オンラインで教えればいい?
たしかにそうするのも必要でしょう。
しかし、今の大学の講義のように、オンラインがいかにやりにくいかということも分かってしまったので、メリットもあるかわりにデメリットの大きさも考えると、オンラインの授業さえできれば大丈夫、というふうにはならないでしょうね。
昨年の春以後、多くの大学がZOOMや録画等でオンラインの授業を行ったようですが、なかなか厳しい意見もあるようです。
調査では、「あなた自身が最も好ましいと考える授業形態はどちらですか」との問いに対し、「対面授業」と答えた学生が54%に上り、「Web授業」の22%を大きく上回った。
「秋学期もWeb授業が継続されるとなれば賛成ですか、反対ですか」との問いには「賛成・どちらかと言えば賛成」が40.1%、「反対・どちらかと言えば反対」が59.9%で、ほぼ6割の学生が対面授業の再開を望んだ。Web授業の継続に反対する声は下級生ほど強く、1回生では7割近くに達している。
朝日新聞Globe+の記事より抜粋
小学生でも、自分で「まなびの計画」をたてて、自分で興味を持ってしらべたり考えたりする、というのがスタンダードな学校のスタイルになってくるかもしれない。
となると、学習の計画ですね。
これを立てられるようにならないと。
そもそも、
興味を持って ⇒ しらべて ⇒ まとめてみる
このことのスタート地点に、小学生が立つこと自体が、難しいのですね。
多くの学校の先生が、いちばん苦労しているのも、そもそも興味をもってもらう、ということです。
国語も算数も社会も理科も、音楽も家庭科も体育も。
いろんな資料や情報を小出しにしながら、子どもの目がちょっときらきらしてきたり、自信をもって意見が出てくるようになってきたところで、大きな課題に向かわせる、というのが定番。
興味を持ってもらうために、子どもに物を見せたり、資料をつかませたり、話してみたり、ということが必要なんだけど、それが個別にできるかというと難しい。
でも、それをしなければ、最悪の事態に備えることができない。
ここらをずっと、この先、われわれは考えていくことになりそう。
小学校の先生の仕事の中心が、教室で知識を注入することではなくなって、
その子なりの学習計画が立てられるように支援するマネジメントが本業になってくる。
学校には、その学習計画をちょっと背中を押すために集まってきてもらう、ということかな。
どう?次の学習はどうする?
こんなのから興味をもてるかな、ちょっと本を読んでみようよ。
どうかな、まずはいろいろ見てみよう。
友だちはこんなレポートを書いて発表しているよ。どう?
こんなやりとりを、ひとりひとりが教師とやって、納得したら家に帰っていく。