5年生の社会で、日本の土地利用について学ぶ。
日本は南北、東西ともに細長くのびていて、大陸に接していない。
弧を描いて、大陸から離れている。
寒い土地もあれば温かい土地もあるし、標高も高いところ、低い所、いろいろとある。
また、海に接している土地もあれば、山の盆地もある。離島も多い。
5年生は、この1学期に木曽三川を学び、輪中を習った。
輪中では堤防をつくり、川の氾濫に負けないような土地の利用の仕方をしている。
愛知県には日間賀島のような漁業が中心の土地もある。そこで、津波や高潮による被害を防ぐために、堤防や防波堤をつくり、島の暮らしを守っている姿も、実際にみてきた。
ところが、今回の大雨は想像を超えている。
ニュース映像で流れている写真、映像、どれも水のこわさを伝えていた。
防波堤、土留め、土砂災害を防ぐための工事やダム建設など、人々の工夫や災害に対する備えは、あった。それでも、その備えを超えた、自然災害が起きた。

(写真は朝日新聞記事より引用)
災害、というものを真正面からとらえる、学習内容をつくるべきである。
防災教育を、まともにやるべきだ。社会の教科書に、防災、という単元をきちんと位置付け、ボリュームを増やすべきである。現状ではたかだか数ページしかない。少なすぎる。
ここは日本だ。
災害の多い国だ。
阪神の震災で、何を学んだか。
東日本大震災での避難の実態はどうであったか。
津波、放射能から逃れるために、国の情報提供はどうだったのか。
そして、肝心な、
「情報は頼るべきだが、情報が無くても動く勇気、情報が届く前に動く勇気を涵養すること。最後にたよるのは政府の報道ではなく、自分の判断であること。自分をすくうために直接に責任を負うのは自分自身であること。自分の命は国や政府の下に所属しているのではないこと。一方、政府は災害から国民を救うために、事前の努力を最大にしておくのが任務であり、いざ災害が起きた時は日頃の訓練を生かして人々を救うための人材を確保する」
ということを、学校教育で教えられるようにしていきたいものです。
「政府から連絡がないから、まだ行動しない」
という子にならないように、国はしっかり教育をしなければならない。
そのためには、『国民の命は国に所属しない』『国民の命を守るために国を組織する』ということを、きちんと位置付けるための学習指導要領の制定が必要でありましょう。
日本は南北、東西ともに細長くのびていて、大陸に接していない。
弧を描いて、大陸から離れている。
寒い土地もあれば温かい土地もあるし、標高も高いところ、低い所、いろいろとある。
また、海に接している土地もあれば、山の盆地もある。離島も多い。
5年生は、この1学期に木曽三川を学び、輪中を習った。
輪中では堤防をつくり、川の氾濫に負けないような土地の利用の仕方をしている。
愛知県には日間賀島のような漁業が中心の土地もある。そこで、津波や高潮による被害を防ぐために、堤防や防波堤をつくり、島の暮らしを守っている姿も、実際にみてきた。
ところが、今回の大雨は想像を超えている。
ニュース映像で流れている写真、映像、どれも水のこわさを伝えていた。
防波堤、土留め、土砂災害を防ぐための工事やダム建設など、人々の工夫や災害に対する備えは、あった。それでも、その備えを超えた、自然災害が起きた。

(写真は朝日新聞記事より引用)
災害、というものを真正面からとらえる、学習内容をつくるべきである。
防災教育を、まともにやるべきだ。社会の教科書に、防災、という単元をきちんと位置付け、ボリュームを増やすべきである。現状ではたかだか数ページしかない。少なすぎる。
ここは日本だ。
災害の多い国だ。
阪神の震災で、何を学んだか。
東日本大震災での避難の実態はどうであったか。
津波、放射能から逃れるために、国の情報提供はどうだったのか。
そして、肝心な、
「情報は頼るべきだが、情報が無くても動く勇気、情報が届く前に動く勇気を涵養すること。最後にたよるのは政府の報道ではなく、自分の判断であること。自分をすくうために直接に責任を負うのは自分自身であること。自分の命は国や政府の下に所属しているのではないこと。一方、政府は災害から国民を救うために、事前の努力を最大にしておくのが任務であり、いざ災害が起きた時は日頃の訓練を生かして人々を救うための人材を確保する」
ということを、学校教育で教えられるようにしていきたいものです。
「政府から連絡がないから、まだ行動しない」
という子にならないように、国はしっかり教育をしなければならない。
そのためには、『国民の命は国に所属しない』『国民の命を守るために国を組織する』ということを、きちんと位置付けるための学習指導要領の制定が必要でありましょう。