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さつまいもを収穫したので、どうやって食べようか、みんなで悩んだ。
「いちばん、面倒くさくないの!」
「つくる時間がみじかいのがいい!」
満場一致。
「おいしいの!」
当~然!
「牛乳と卵が入っていないの!」
いいねえ。
(クラスに牛乳アレルギーの子がいるので、その配慮)
そのまま、カリッと炒めたらいいのじゃない?
フライパンで炒めるくらいなら、4年生ならラクラクでしょう。
そう言うと、みんなやる気になった。
さっそく検索すると、あるわあるわ、世の中の人の知恵がぜんぶ、
インターネット上に公開されてました。
レシピを公開してくださったみなさん、ありがとうございます。
まとめてみました。
小学校向け、片付け準備その他のカンタン、さつまいもレシピ。
場所は、家庭科室です。
子どもたちはみんな、給食着をきて、給食の時の箸を持参します。
1)サツマイモをよく洗って皮ごと切る。
2)できるだけ長ぼそく、『いもけんぴ』みたいにしました。
とがったところが、カリッとして美味しいのでは、と思ったからです。
3)そのまま、10分水につける。
4)キッチンペーパーを敷いて、芋を並べる。
5)芋の水気をよくふき取る。
6)フライパン中央に油を大さじ4。
7)砂糖を大さじ3、同じく中央へ。
8)お酢を大さじの半分程度、同じくその上へ。
9)フライパンの平たい部分の上でかきまぜて平均化。
10)準備完了。
11)油と砂糖とお酢のマットの上へ、芋を寝かせる。
12)蓋をする。
13)点火!(ファイヤーッ!)火は、大きくしない。中火くらいで。
14)しばらくすると、パチパチと音がする。(みんなで音をたしかめる)
15)音がはげしくなったと思ったら、弱火にする。かなり小さく。
16)約10分。その間に、皿を並べたり、片付けできるものを片付けたりする。
17)火を消す。消火!
18)蓋をあけて、芋に串がささるかどうか、みんなで確認。
19)OKならそのまま、砂糖がからむよう、まぜる。余熱で、ちゃんとまざってくれます。
20)お皿にゴマをふっておく。
21)フライパンからお皿に移す。
22)いただきます。
良い点のまとめ。
①フライパン、包丁、小皿、ペーパー、ふきん、くらいしか、
家庭科室の物を使わなくて済む。
②お菓子のスイートポテトは加熱したあと、練る工程が必要だが、
こちらはほとんど芋に触らなくてよく(切るだけ)、工程が単純である。
以上は、時短につながる良い点です。
③油で揚げないから火災などの心配が減る。
④芋の水気を吸い取り、さらに蓋をするから、油がハネるのを心配しなくて済む。
⑤蓋をはずす際に怖がる子がいるが、火を消した後だから、こわくない。
⑥工程のほとんどが、蓋をしたままでよく、途中で一度も箸でかきまぜないので、安心。
以上が、安全面での配慮をした点です。
⑦砂糖が溶ける、ということを知っておくと、
5年の理科で「溶解」を習う際に、それが経験知として有効にはたらく。
⑧「なんでお酢を入れるの?」という質問が出る。
これも、お酢の働きで油と砂糖がよく混ざる、という理科の実験につながる知識になる。
以上は、理科の学習につながる点です。
小学校の教室向けレシピとして、クックパッドに掲載依頼しようかなあ。

以下、豆知識として。
さつまいもを収穫したので、どうやって食べようか、みんなで悩んだ。
「いちばん、面倒くさくないの!」
「つくる時間がみじかいのがいい!」
満場一致。
「おいしいの!」
当~然!
「牛乳と卵が入っていないの!」
いいねえ。
(クラスに牛乳アレルギーの子がいるので、その配慮)
そのまま、カリッと炒めたらいいのじゃない?
フライパンで炒めるくらいなら、4年生ならラクラクでしょう。
そう言うと、みんなやる気になった。
さっそく検索すると、あるわあるわ、世の中の人の知恵がぜんぶ、
インターネット上に公開されてました。
レシピを公開してくださったみなさん、ありがとうございます。
まとめてみました。
小学校向け、片付け準備その他のカンタン、さつまいもレシピ。
場所は、家庭科室です。
子どもたちはみんな、給食着をきて、給食の時の箸を持参します。
1)サツマイモをよく洗って皮ごと切る。
2)できるだけ長ぼそく、『いもけんぴ』みたいにしました。
とがったところが、カリッとして美味しいのでは、と思ったからです。
3)そのまま、10分水につける。
4)キッチンペーパーを敷いて、芋を並べる。
5)芋の水気をよくふき取る。
6)フライパン中央に油を大さじ4。
7)砂糖を大さじ3、同じく中央へ。
8)お酢を大さじの半分程度、同じくその上へ。
9)フライパンの平たい部分の上でかきまぜて平均化。
10)準備完了。
11)油と砂糖とお酢のマットの上へ、芋を寝かせる。
12)蓋をする。
13)点火!(ファイヤーッ!)火は、大きくしない。中火くらいで。
14)しばらくすると、パチパチと音がする。(みんなで音をたしかめる)
15)音がはげしくなったと思ったら、弱火にする。かなり小さく。
16)約10分。その間に、皿を並べたり、片付けできるものを片付けたりする。
17)火を消す。消火!
18)蓋をあけて、芋に串がささるかどうか、みんなで確認。
19)OKならそのまま、砂糖がからむよう、まぜる。余熱で、ちゃんとまざってくれます。
20)お皿にゴマをふっておく。
21)フライパンからお皿に移す。
22)いただきます。
良い点のまとめ。
①フライパン、包丁、小皿、ペーパー、ふきん、くらいしか、
家庭科室の物を使わなくて済む。
②お菓子のスイートポテトは加熱したあと、練る工程が必要だが、
こちらはほとんど芋に触らなくてよく(切るだけ)、工程が単純である。
以上は、時短につながる良い点です。
③油で揚げないから火災などの心配が減る。
④芋の水気を吸い取り、さらに蓋をするから、油がハネるのを心配しなくて済む。
⑤蓋をはずす際に怖がる子がいるが、火を消した後だから、こわくない。
⑥工程のほとんどが、蓋をしたままでよく、途中で一度も箸でかきまぜないので、安心。
以上が、安全面での配慮をした点です。
⑦砂糖が溶ける、ということを知っておくと、
5年の理科で「溶解」を習う際に、それが経験知として有効にはたらく。
⑧「なんでお酢を入れるの?」という質問が出る。
これも、お酢の働きで油と砂糖がよく混ざる、という理科の実験につながる知識になる。
以上は、理科の学習につながる点です。
小学校の教室向けレシピとして、クックパッドに掲載依頼しようかなあ。

以下、豆知識として。
脂っこい料理等にお酢を少量入れるとさっぱりとするだけでなく、口当たりも良くなり、食べやすくなる。
これは酢の持つ、『分子を細かく分散させる効果』によるもの。
実は、油の分子というのは、大きさがバラバラ。
これがいわゆる脂っこいというものの正体。
大きい分子や小さい分子が舌に当たることによって油自体の味と相まって舌触りが悪くなる。
ここに酢を入れることによって大きさが不均一だった油の分子が小さく均一になる。
このことによって舌触りも良くなり、さらに酢の酸味によって脂っぽさが和らぐというわけ。
今回のような、大学芋の場合は、飴(アメ)をトロトロにさせる効果がある。
しっかりと、砂糖が油とまじって溶けて、きれいな水アメ状態に近づくわけですネ。