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教室の中に、8匹のサナギがある。
モンシロチョウが、このうち今日、4匹も羽化した。
羽化の瞬間を見た子もたくさん。
「ふかした!ふかした!」
と言っているので、
「ふか、じゃなくて、羽化(うか)だよ」
と教える。
教室で蝶が舞っているのは面白いが、算数や国語も、そのつど中断する。
「羽がきちんとのびるまで、じっとしてる」
教室のいろいろなところで羽化するので、休み時間はいたるところで、観察会である。
「さわっちゃいけないんだよ」
と言う子。
なぜかときくと、
「粉がとれて、蝶が弱るから」
だって。
どこかできいてきたみたい。
それをきいて、みんな、さわらずに見ている。
「先生、次のサナギはどれかなあ」
「あ、色がかわってきてるよ!」
「うっすら、見えてるよ、白い点みたいなのが!」
3年生の時に、観察したはずだが、やはりまた、4年生でも観察すればするほど、発見はあるみたい。
モンシロチョウの観察は、3年生でやる。
文科省はそう決めたけど、4年生でやっちゃいけない、という理由にはならないよね。
最初、蛹をみて、「気持ち悪い!」
と反応した女の子も、興味津々でみている。
最初の1匹目の蝶がとびたった瞬間も、
「こないで!!キモイ!!」
と言ってたけど、もう4匹目となると、
「あ、飛んだ!!いってらっしゃーい!!」
と、笑顔で見送る余裕も出てくるようだ。
とくに、こんなふうに、
「むし!!きらい!!」
って言っちゃうような子が、
「ちゃんと飛んでね!!」
とか、蝶を応援するようになるってのが、とても不思議。
虫から、なにかを、感じるのかねえ??
体験の質が問われることって多い。
同様に、体験の量も見直してみたい。
3年生のときとは、また違う観察を、4年生になって、する子もいるから。
「モンシロチョウの観察は、15歳、中学卒業まで継続して行う」
というふうに、
学習指導要領に記載して欲しいくらい。

モンシロチョウが、このうち今日、4匹も羽化した。
羽化の瞬間を見た子もたくさん。
「ふかした!ふかした!」
と言っているので、
「ふか、じゃなくて、羽化(うか)だよ」
と教える。
教室で蝶が舞っているのは面白いが、算数や国語も、そのつど中断する。
「羽がきちんとのびるまで、じっとしてる」
教室のいろいろなところで羽化するので、休み時間はいたるところで、観察会である。
「さわっちゃいけないんだよ」
と言う子。
なぜかときくと、
「粉がとれて、蝶が弱るから」
だって。
どこかできいてきたみたい。
それをきいて、みんな、さわらずに見ている。
「先生、次のサナギはどれかなあ」
「あ、色がかわってきてるよ!」
「うっすら、見えてるよ、白い点みたいなのが!」
3年生の時に、観察したはずだが、やはりまた、4年生でも観察すればするほど、発見はあるみたい。
モンシロチョウの観察は、3年生でやる。
文科省はそう決めたけど、4年生でやっちゃいけない、という理由にはならないよね。
最初、蛹をみて、「気持ち悪い!」
と反応した女の子も、興味津々でみている。
最初の1匹目の蝶がとびたった瞬間も、
「こないで!!キモイ!!」
と言ってたけど、もう4匹目となると、
「あ、飛んだ!!いってらっしゃーい!!」
と、笑顔で見送る余裕も出てくるようだ。
とくに、こんなふうに、
「むし!!きらい!!」
って言っちゃうような子が、
「ちゃんと飛んでね!!」
とか、蝶を応援するようになるってのが、とても不思議。
虫から、なにかを、感じるのかねえ??
体験の質が問われることって多い。
同様に、体験の量も見直してみたい。
3年生のときとは、また違う観察を、4年生になって、する子もいるから。
「モンシロチョウの観察は、15歳、中学卒業まで継続して行う」
というふうに、
学習指導要領に記載して欲しいくらい。
