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メートル法、というものがある。

日本はもっぱら、メートル法。

1メートル、2メートル、という長さ。
その単位であります。
重さならグラム、容積なら、リットル。

これを、6年生で、自由自在に換算したり、言い換えたり、単位をなおしたりできるように、習得していく。


基本になるのは、この基準であります。
読み方は、ギリシャ語からきてる。
km hm dam m dm cm mm
キロ ヘクト デカ - デシ センチ ミリ
1000倍  100倍 10倍 1倍 1/10倍 1/100倍 1/1000倍

km / hm / Dm / m / dm / cm / mm

これを使って、次のような問題を解く。

『6キロメートルは、何センチでしょう?』

ふつうに計算しても、すぐにできる。


念のため、さきほどの基準ものさし、を使ってみましょう。
基準ものさしの、km のところに、6と書く。
km / hm / Dm / m / dm / cm / mm

そして、問題が何センチでしょう?だから、センチのところに、小数点を書く。
km / hm / Dm / m / dm / cm / mm
6                 .

あとは、その間を、0 でうめていく。
km / hm / Dm / m / dm / cm / mm
□  □  □  □  □  □  □
6   0   0   0  0  0 .

つまり、6キロメートルは、600000センチ、六十万センチ、ということになる。



もう一問。

『15キロメートルは何ミリでしょう』

この表のキロのところに『15』を書いて、
ミリのところに小数点。
km / hm / Dm / m / dm / cm / mm
□  □  □  □  □  □  □
15  0   0   0  0   0   0 .

15キロは1500万ミリメートル、ということだ。



この基準は、いろいろ使える。

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