はやぶさが地球に戻ってくる!!!
それが私にとっても大きなイベント。

教師になる前、ほんの少し、関わっていた。

内之浦でのM-5の打ち上げも、成功の瞬間を相模原のキャンパスで喜んだ。

打ち上げ前に、一業者の一人として、プロジェクトのネットワーク機器設定に関わった。

発射台の近くの、蜂の巣のようなふしぎな形の指令棟。
懐かしい思いと共に、滑稽な記憶もよみがえる。
司令棟の地下にもぐって機器の設定をしていたら、知らぬ間に閉じ込められてしまって狭い通路を青くなってウロウロしたことを覚えている。

間近に見た、組み立て前のロケットは、本当に大きかった。
これがとぶのだ、と思うと、ヘルメット姿のたくさんの関係者の人たちといっしょに、胸が高鳴ったのを思い出す。

はやぶさ。

絶対に、もどってきてほしい。
人生には、何度か本当にわくわくすることがある。
今回も、そのうちの、一つだ。

自分はほんのささいな面でしか関わらなかったけれど、それでも実際に間近で見て、現場の雰囲気を多少なりとも知る人間として、湧きあがってくる思いがある。

キャンパスのみなさんも、院生の方たちも、研究者の方たちも、富士通の人もNECの人も、みんな、はやぶさの帰還を、心から祈っているのだと思う。

成功を祈っています。
そして、ぜひとも、イトカワの実物が、入っていますように・・・!!