仰天ニュース。
米コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受け、全米ライフル協会(NRA)は21日、記者会見し、「すべての学校に、武装した警察官を配置すべきだ」と訴えた。(朝日新聞デジタル 12月22日(土)11時35分配信)
これが本当のことになった時、ぜったいに世の中が変わってしまいますね。
つまり、そのうちに、(半年後くらい?)
誤射によって、子どもが死んでしまい、
おそらく、防弾チョッキのメーカーが
「子どもは学校に登校したらすぐに防弾チョッキを身に着けるべきだ」
と言い出します。
ちょっとくらいはこの提案は物議をかもしますが
そのうちに誤射の2件目が発生し、
あるいは、武装警官のライフル銃をうばって発射してしまう狂人の事件が起きて、
防弾チョッキ提案が通ってしまうと。
すると、今度は、
一人ではなく、数人の狂人が小学校で発砲する事件があり、
これまた数人の武装警官が死傷してしまって「実は武装警官なんてちっとも役に立たない」ことがわかり、(←どうしてこんなかんたんなことに気が付かないのでしょう。あるいは気が付かないふりをしているのか?)
勢い余って各校になんと十数人の武装警官を配備しようとするが予算の関係からそれは無理だ、という世論が大勢を占めたあと、
いよいよ、満を持して、
ライフル銃の販売会社が言い出します。
「すべての子どもは学校に登校後、自分用の自動小銃を身に着けるべきだ」
この流れ、わりとたやすく、想像できるんですけど。
極端ですよね。
でも、世の中って、本当に稀な、ほとんど例のない、少数の事例がニュースになったあと、
だんだんとそれがじわじわと広がって
いつの間にか、
「けっこう、それってもう、ふつうじゃんかよ」
というふうに、普遍化してしまうことがあるので、
今回の、「学校に銃を持ち込む」というきっかけが通ってしまうと、
おそらく本当に、どんどんと、
「学校と銃」
が、ちかーい関係に
なってしまうんじゃないか。
(ごっつい不安がこみあげてきますけど。。。だから対処療法じゃダメだと。そもそも狂人が銃を持てない工夫をしないと。。。というか、すべての人間が。)