これから土曜日の午前中は、公民館でクラスの先生と保護者がかならず輪になって茶話会をすることにしてはどうでしょう。


そうすれば、子どものいいところを、もっともっと、保護者に伝えることができます。
保護者は、子どものことを深く、理解できるようになるでしょう。
また、家での様子などをきき、先生たちもさらに子どもの理解を深めるでしょう。

わたしはなぜこんなことを思うのかというと、たぶん、自分の息子がまだ幼いからかもしれません。
わが子ながら、うちの子どものことを、面白いと思っていますから、もっと知りたい。そのことで、先生たちともおしゃべりしたいなあ、と素直に思っています。
クッキーとかせんべいを食べながら、なごやかに先生たちとお茶をしながら、息子のことをあーだこうだ、と面白がって話ができたら、楽しそうだなあ、と単純に思うので。

しかし、保護者が担任を責めたり、逆に担任が保護者を責めたり、保護者同士が責めあったりしていては子どもが不幸ですから、感情を害しないことを条件にするのはどうでしょう。

親が相手だと話すのが苦手だ、という教師もいるでしょうが、その先生の「親と話す技量」を責めてもしょうがないので、そこは保護者が主体で話ができるようにしてもよいし、その場を生き生きとしたものにするためのファシリテートができる、専門の「子育て支援ファシリテーター」を行政が派遣してはどうでしょう。

かといって、こういう動きを行政が一斉に上から下へ、というような目線で行っていき、何かが良くなった例はありません。ですので、ゲリラ的に推奨し、やれる人から始めて、やっていくのはどうでしょう。

教師が、地域の親たちと一緒に毎週土曜、公民館でぐるり輪になりお茶を飲む。(そのかわり、土曜日は出勤扱い)
教師の疲れをいやすのが目的の一つです。
もうひとつは、親の疲れをいやすのが目的です。
おたがいに、励まし合おう、という趣旨です。

月に一度でもいい。

これを拒否する先生は、たぶん心が相当疲れていらっしゃるか、モンスター的な親がいるのでしょう。
(でもね、一見非常識な親は、苦しんでいることが多い。話をさせてあげたらいい。そして、その方のねがっていることをしっかりと受け止めてあげる必要がありますよね。しかしま、教師が受け止めきれない事がほとんどですから、そこは先ほどのように、社会福祉士の資格をもつ方がコーディネートというか相談員となって・・・)

こうなると、今の小学校は2万2千校ほどありますから、2万2千×6学年=約13万人の社会福祉士が必要となりますね。新たな雇用も生まれ、このような志のある若い人がたくさん助かります。

こういう意見って、すでに世の中にも出ているものなんでしょうか??(不勉強故・・・、もうすでにこういうアイデアがあるんだろうか)