林光さんが、亡くなった。

日本語の創作オペラや合唱曲「原爆小景」などで知られる作曲家の林光氏(写真=06年)が5日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。80歳だった。
(※時事ドットコム:ニュースより)

この林さんの曲で、3年生が小さなお芝居をしたり、「今日がきた」をうたったり、なつかしい思い出が残る。
子どもたちは、「今日がきた」をなんとすがすがしく、歌ったことだろう。

また、「おみじか」は、なんとまあ、雪の日の風景に、とけこんで歌いやすいのだろう。

物語に付された曲である、というだけで、歌っている人の心が、すっと入っていきやすい。感情移入がしやすいのだ。

子どもたちは、「森は生きている」も戯曲もオペラも歌も、すべて知らなかったが、歌を習ったとたん、どんなお話か、知りたがった。

まあ、長い話だし、登場人物も多岐にわたるので、「本を読んでね」でごまかしたのでありますが、ちょっと話をすると、くいつく子もいましたね。

なつかしい思い出と共に。

林光さん、安らかにお休みください。



作詞は、谷川俊太郎さんです。

※今日が来た。今日が来た。
 とっても大事な今日が来た。
(※くりかえし)
 昨日は知らないことだって、
 今日はきっとよくわかる。
 風の子、竹の子、地球の子。
 根をはれ、胸はれ、目をみはれ。

※あすよ、来い。あすよ、来い。
 誰も知らないあすよ、来い
(※くりかえし)
 今日は喧嘩をしてたって
 あすはきっとなかなおり
 風の子 竹の子 宇宙の子
 すくすく まっすぐ のびてゆけ