国語の物語教材。
おそらく、さし絵がついている。
挿絵をコピー拡大し、黒板に貼りつける。
(電子黒板やスマートボードがあれば、画面で見せる)
この挿絵に、ふきだしをつけて、ふさわしい言葉(せりふ)を言わせる。
これは、とても取り組みしやすい。
なにか、言いたくなるような挿絵が多いからだ。
絵をかく人も、なにかを語っているような絵を描く。
子どもも、感情移入しやすい。
ただ、そのままにしておかない。
かならず、どうしてそういうセリフが出てきたのか、決め手となる文章、叙述をさがし、そこから導いていく。
となりの先生のやり方。
参考にしている。
1)もぞう紙を用意。
2)上下にわける線を引いておく。
3)上段に、叙述。
4)下段に、そこから見えてくる、登場人物の気持ち。
5)上段の叙述と、下段の叙述を、やじるしでむすぶ。
子どもたちに、ノートに書かせ、その後に発表させていた。
主だった意見をまとめて、教師はもぞう紙に記入し、クラスの総意として、授業の成果として、記録しておく。(教室の横の壁に貼りつける)
主人公の気持ちの変化が明確になったところが、クライマックス。
いちばんのもりあがり、決め手となる部分を、みんなで発見した。
その後、音読。
クライマックスが見えてからの音読は、ちがってくる。
単元の最初の授業で音読した時と、7時間の授業が終わった後、つまりクライマックスをみんなで読み解いた後の音読が、劇的に変化している。
それを、みんなで楽しんでいた。
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