あけまして おめでとうございます。

寒さにめげて、しばらくPCに向かえないでおりました。

さて、近所の畑でどんど焼き。
この連休中のことであります。
神社でやるのか、と漠然と思っていたら、そうでなくて近所の田んぼでやっておりました。

小学生の高学年が先陣を切って、きちんと大人の言うこともきいてやっております。
すばらしい。
うちの子もいっしょに見学させていただきました。
輪飾りをもっていくと、焼いてくれました。
習字や書き初めを焼いた子もいました。
こういうのはあまりこれまで見たことが無かったが、新しい土地に来るとさまざまな発見があります。


さて、どんど焼きについては、なにをねがっての行為なのか、形骸化しているものなのか、それとも人の心に生きている「希い」がこめられているものなのか、どうでしょうか。


クラスの子どもたちに聞いてみると、お祈りをした、という子がいた。

おじいさんとおばあさんといっしょに、きちんと朝、お祈りをし、自分の田んぼに輪飾りを立て、吉の方角を向いて頭を下げた、と言うのだ。

これはおどろくべきことで、伝統がこういったことできちんと受け継がれているのをみるのは本当に感動すら覚える。

なんの願いをしたか、というと、「勉強ができるようになりますように」
で、これはおばあさんがそう書け、と言ったからだそうですが、
おじいさんとおばあさんは、ではいったい何をねがっておられたのでしょう。

きっと、小さなこと、身の回りのこと、というだけでなく、さらに大きな大きな多くの人の幸を願っていらっしゃったのではないかという気がします。

3学期が始まりました。
また本年もどうぞ、よろしくお願い申しあげます。