6歳の息子と、7時のNHKニュースをたまたま見ていた。
中国人の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏が受賞したことをやっていた。

ところが、その平和賞のことを息子にかいつまんで解説したところ、息子がおかしい、と思ったようで、

「いい人なのに、なんで牢屋に??」と。

劉氏が収監されていることをアナウンサーが解説したのだ。


さあ、連休明け、このことをなんとかクラスの子どもたちに解説しないといけない。
時事ネタは、朝の会での定番になっている。
ノーベル賞のことを、先生が話すだろうな、と思っているにちがいない。
今日は、日本人受賞者の化学賞のことを話したばかりだ。
悩みます。


それと、もう一つ不安が。

ノーベル平和賞を受賞したがゆえに、よくないことにならないだろうか。
当局からの圧力が、りゅうさんにのしかかってこないだろうか。
中国政府がかえって抑圧を強めるということにならないか・・・。


ところで、零八憲章というのが気になって調べてみた。
以下のリンクをさがして、中身を読んだが、いやあ、これで中国もものすごいことになってくるんではないだろうか・・・。あの大国が民主化されていく過程は、すごい物語となりそうだ。歴史の流れは必ずそうなるにちがいないが・・・。

歴史の流れ、民主化の流れは必然。
人は元来、自由を求めるもの。
圧政や強制には耐えられないように、人はできている。

しかし、それに反動する動きも必ずある。
民主化の流れが急であればあるほど、それをおさえようとする逆のエネルギーがはたらく。

天安門のようなことが、ふたたび起きる可能性は非常に高い。


どうなっていくのやら。
ドキドキ。

零八憲章