「教員は夏休みが一番いそがしい」とよく言われるが、本当にその通りである。

おそらく、教育委員会の配慮もあるのだろう。
絶対に、教員を遊ばせないぞ!という信念がある。

しかし、教育委員会がいかに公的な講座やセミナー、会議をつくろうが、そんなものとは一切無関係に、教員は夏休みこそフル稼働で自らのために動くのである。
そうでなければ、この間に貯金をしなければ、残りの期間をすごせないからである。
本当に忙しい、子どもとの妥協のない生活が、残りの11カ月、あるからなのだ。

今日は東京へ出張。
妻にはいろいろと難癖をつけられるが、頭を下げてあやまりながら、自らの修業に赴く。
かばんには、この夏に読んでおかなければと思う本を何冊も欲張って入れていく。

この夏に、体力、知力、理論、技術、すべて学ばなければならない。