インフルエンザで一番騒いでいたのが、先月のこと。
運動会の前、9月中旬からだった。
下旬に控えた運動会に向けて、学級閉鎖、学年閉鎖と続いたため、開催も危ぶまれた。
運動会は連休明けになんとか行うことができた。
しかし、である。
この10月中旬に入り、またしてもインフルエンザが猛威をふるいはじめた。
はしかのように、ほとんどクラスの半分の児童が罹患した2年生は落ち着いているものの、他の学年に、流行の気配が見えてきた。
きっかけは、野球クラブとサッカークラブ。
土日の遠征がたたった。
バス移動の中でおう吐、くしゃみ、いっきにひろがった。
野球クラブの子から、罹患。2,3日中にほぼクラブの児童全員が欠席する事態になった。
密室の、バスの中だ。
これは、感染するための時間だったと思えるくらい、きついスケジュールだった。
さらに、サッカー。
これも、バス移動からはじまった。
前後の席の子、そして兄弟間の感染。
もしや、と思っていたら、わがクラスの児童もついに感染者が。
しずまってほしい。
市内で計画されていた、大がかりな合同コンサートも中止されて、子どもたちは運動会がなくなる以上にショックを受けている。
しかし、これはやるわけにはいかない。
市民会館は広いといっても、それでも学級閉鎖を抱える学校の生徒どうしが、同じ部屋の中で1時間も2時間も、ともに過ごすのだ。
感染するためにやっているわけではないが、実際はそれで、感染者が増えることが容易に予測できる。
市の教育委員会は、英断を下して、この行事をとりやめた。
さあ、どうなるか。
なんの手がうてるのか。
教室に、アルコールをおいた。
手にすりこむためのもの。
自費だ。
この際、しかたがない。
手洗い、うがい、しか、思い浮かばない。
あとは教室のドアや手すりを、ハイタ―で消毒するか・・・。
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