やはり、プリントはやめた。

なぜなら、発達障害の子がいる。
彼は、プリントの整理がまったくできない。
机の中は、いつもめちゃくちゃだ。

彼のために、つきそって、いっしょに連絡袋に入れてあげる。
でも、家に帰ると、なくしてしまう。

個人面談でも話をした。
連絡袋のプリントを、やってきてください。
しかし、本人が、やはりプリントをやぶってしまう。
分からないからか。

分かっても、どこかにやってしまう。
おうちの人も、お手上げだ。

これは、かなり高度なのだろうか。
自学ノートは、とりあえず、なくさずにいる。
ノートだからだ。
紙ぺらでは、無理だ。
おそらく、なくす。
私に叱られる日々がつづけば、彼にとっては地獄の一年になる。
このシステムを採用するかどうか、真剣に吟味しなければならない。
やはり、プリントはダメだ。

かといって、自学というのは、かなり高度なシステムだと感じている。
これをやっていくのは、ある程度、いろいろな書き方を知っていたり、表現の工夫を指導されていることが必要だ。学習の中身も、ある程度は理解していなければ、いいかげんなものになってしまう。

そこで、どうするか。
計算スキルの計算を、そのまま、自学ノートに再度やらせることにした。
これが一番、シンプルでよい。
答えも持っている。答え合わせをすればよい。
自分でだ。

1週間、5日間のうち、2日算数、3日日記、で行こう。
どうだろうか。