風邪をひいてしまった。
声が出せない。
そこで、画用紙半分に、油性ペンで指示を書き、授業を進めた。
すると、めずらしいのか、思いのほか、集中してくれる。
(これを読んで!)
という意味で、カードをふると、それを全員で声をそろえて読んでくれる。
全員でそろうのがすばらしい。
いつもよりも、もっとよい。
1時間目にそれをやり、2時間目には手持ちのカードが少なくなってきた。
というのは、ほめる言葉をたくさん書き足したのだ。
最初にあったのは、
「口をとじます」
「前を見ます」
「すわる」
などの指示ことばをカードに書いた。
あとで必要だと思い直し、加えたのが、
「すばらしい」
「きちんとしている」
「ていねい」
「そのとおり」
という言葉カード。
「そのとおり」を何度も使った。
マスクを外して、何度も実際の声で言おうとしたが、のどがつまって、声が出ない。
学校を早退する。
年休をひさしぶりにとった。
学期末、あわただしい中、学校を休むわけにはいかない。
体力勝負。
今から、薬をのんで、寝ます。
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