教師は本を読め、という。

前年度の学年主任の先生は、
「学ばない教師は悲惨」
と言って、私をやたらと講座や研修に誘ってくれた。
忙しいふりをして、学校の用事ばかりをこなそうとする私を叱咤してくれた。
夕方6:00すぎの電車に何度もご一緒させていただいた。
7:00からの講座に、ぎりぎり間に合ったことが何度続いたか。

道中、
「学べ、学べ」
という話ばかりであった。
新刊を紹介してくれ、わたしがそれまで知らなかった著名な先生を何人も教えていただいた。

「月に一冊も読まないようじゃ、堕落していくよ」

もう、あと何年もない。
自分がもう、やりたくても教師はやれない。そういう年月が迫っている。
定年間近で、私になんとか、情熱を注いでくれようとした。

こういう影響で、本を買うようになった。
書店による暇がない。
深夜にネットで検索して、買うようになる。
本を購入するスタイルが変わり、AMAZON一辺倒になった。昨年来、ずっとそうだった。

どうせなら、と思って、AMAZONのクレジットカードをつくり、ポイントを稼ぎながら本を買い続けていた。

・・・そうしたら。

AMAZONのクレジットカードが、中止になりました。という連絡があった。

サイトには、

2008年12月15日をもちましてサービスを終了する運びとなりました。

とある。


諸般の事情がなんであるにせよ、それを受け入れなければならない。

利用者側としては、非常にめんどうくさい。
次に、本を安価に買える、別の手段を講じなければ、という気になる。
大学の生協が利用できた、以前の勤務先が偲ばれた。

さて、どうするか。