愛知のローカル話。

愛知には、東海道自然歩道などが本当に丁寧に用意されていて、ハイキングは年中楽しめる。子連れの家族にとっては、とてもよい環境だ。

猿投、という地域がある。
ここに、温泉があるので、行ってきた。

あと、ついでに猿投山のハイキングにも。

高速は猿投グリーンロードで猿投インター。
温泉はどこかの社長ががんばって作ったそうで、なかなかの充実した設備。
お客さんもたくさんで、繁盛していました。

温泉の上の、山の方をのぼっていく道(木の階段)があったのでのぼっていくと、大きな湖?のような場所に出ました。


ぽっかりと、湖があったのです。


音のない、不思議な空間。
他のお客さんも、ここまで来る方はめずらしいようで、我が家だけ、という時間もありました。

目に映るものはすべて自然。
電線も目に映らず、なんだかぽっかりと桃源郷に来た気分。
下の方へ10分もおりていけば、あのにぎやかな温泉宿に着くのに。

いったいここは?

きこえるのは、ピーヒョロローのとんびの声と、魚がときおり、はねる水音。

「むちゃくちゃ、しずかだねえ」
「湖の表面、水面が、音を吸収するんでないの」
「なるほど」

本当かうそか、そんなことまで信じてしまいそうになるくらい、静かな空間でした。
イスを持ってきてすわっていたら、何時間でも寝てしまいそう。
湖の上を吹き渡る風が涼しく、気持ちよい空間でした。

もしかすると、あそこでキャンプとかする人がいるのかもしれないな・・・。