7月に入った。
受験の夏が、始まろうとしている。
身近に、採用試験が間近だ、という人がいる。
いろんな相談を受けている。
今日も、ほんの少しの時間、話をしていた。
そこで、自分でも忘れかけていたことを、思い出したので書いてみる。
面接のこと。
不登校がちの児童が、ひさしぶりに登校してきたとき、あなたは学級担任として、どのような声をかけますか、という質問について。
とっさに、こう答えた。
「身体の状態や、表情や、持ち物など、できるだけ、どんな様子かを把握したいので、よく見たいと思います。その上で、とびきりの笑顔で、来てくれてうれしい、と伝えます。ひさしぶりなので、おうちではどんな過ごし方をしていたのか知りたいです。それで、髪はきちんと洗ってきているのかどうか、服はきちんとしたものか、どこかに怪我はしていないかなど、身体の様子をよく見たいと思います」
この回答が、どんな印象を与えたかはわからない。
しかし、当時、とっさによく、これだけ言えたな、と自分でも思うのだ。
というのは、今、実際に子どもたちと接していて、だんだんと、より強く、こう思うようになってきたからだ。
子どもは、言うことと実際がちがうことがある。
また、虐待など、身体のケアをまず先に、何よりも優先して行わなければならない子どももいる。
あるいは、心のケアをするために、わかりやすい、身体のケアから行う、という場合もある。
心が複雑化していて、素直に表現できない子。
中には、こちらが、相手の身体をいたわる態度を続けていくと、心をふと、開放してくれる子がいる。
いろんな場合を想定して、上記のような面接の質問に対して、児童の身体を気遣う応対というのは、かなり重要なことだと思うのだ・・・。
もう7月だ。
7月の上旬には、多くの受験生が、本番を迎えるのだろう。
ぜひ、頑張ってください。
このBLOGが、少しでも、お役に立てますように・・・。
私も、受験時代に、多くの方に励まされた。
合格した暁には、必ず、何か、返していこうと誓った。
受験生のみなさん、
ぜひ、合格して、志を成し遂げてくださいね。
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