数え歌
一つ ひなたの山道を
二つ 二人で行きました
三つ 港の蒸気船
四つ 他国(よそ)から着きました
五つ 急いで見にゆけば、
六つ 向こうの青空に
七つ ならんだ白い雲
八つ 山家(やまが)のおさの音
九つ ここまで聞こえます
とんとんからり とんからり
十で港も暮れました
とうに 港も暮れました
指示1 先生のあとについて読みます
指示2 今度は一つ、と先生が数えたら、
そのあとにみんなが続けます
指示3 交代
発問1 五つ 急いで見にゆく、とありますが、
何を見に行ったのでしょう。
発問2 九つ ここまで、
の、「ここ」 とはどこでしょうか。
発問3 とんとんとんからり、という「おさ」の音は、
いつから聞こえているでしょう。
港につく前か、港についてからか、
どちらでしょう。
指示4 五つ急いで見にゆけば、というところから、
とんとんからり とんからり の音を出して
ください。
とんとんからり、のところだけを読む人を
決めます。
名づけて、とんから部隊です。
とんから部隊は、五つ、からはじめます。
そこまではごいっしょです。
はじめから、みんなで。さんはい。
指示6 とんから部隊に工夫をします。
だんだん大きくしていきます。
まだ五つ、のところはすごく小さい。
かすかに。
六つ、七つ、のところは、小さいですが
だんだん大きく。
八つ のところからは、はっきりと
聞こえていることに気づいてます。
はっきりといいます。
でははじめから、さんはい。
指示7 おとなりさんと組になってやります。
どちらかがとんから部隊です。
では、はじめ。
上手にとんからりの音を合わせている二人組みを
見つけて、みんなの前でやってもらう。
