フィンランドを舞台にした、映画「かもめ食堂」を見た。
静かな雰囲気が、ずっと続く映画を、ひさしぶりに見た。
テレビ自体をみることが、ひさしぶりだったから、とても新鮮だった。
見終わった後、なんとなく姿勢を正したくなった。
毎日、毎日、やることがある。
それを、淡々と、しかしながら、意欲をもってぐいぐいと、進めていく実行力。
主人公の女性に、そんな、凛とした姿勢を見た。
こんなせりふがある。
「ついに、かもめ食堂、満席か」
ちっとも客の来なかった食堂が、いろいろなめぐり合わせと工夫で、満席になる。
主人公は厨房に立ち、満席の食堂を見渡して、満足げにうなずく。
もう一つ。
「明日が世界の終わりの日だとしたら、あなたは何をしますか。」
そんな問いが、映画の最中に、投げかけられる。
どうだろうか。
自分の心に訊いてみる。
教室で、授業をする、かな。
ちょっと、かっこよすぎるか。
でも、そんなふうに、心底、言えるようになりたい。
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