メモ帳の活用について。


メモ帳といっても、ただの紙だから、どんなことも書き付けることが可能だ。
数字、記憶しておきたい時間、段取り、どんなことも書く。

しかし、必ず書いているのが、「やること」だ。
明日、二~三日中、一週間以内、一ヶ月以内、期限は色々だが、内容はシンプル。
やらねばならないこと、やった方がよいこと、やりたいこと。
これらを、どんどんと書き連ねる。

これを書く時間について。
いつ、そのメモを書くのか。

私の場合は、単純だ。
思ったときに、とっさに書く。
あっ、と思ったら、書くようにする。
職員室の机の上に、メモ帳は置いておく。
また、帰宅時に、手持ちカバンの一番とりやすい外側にサッと入れ込んでおく。
そうでないと、根が不精(ぶしょう)だから、書かないようになってしまう。

帰宅時、電車のホームで電車を待っている間が、いちばんよい。
鞄から、サッと手帳を取り出す。
そして、はさんであるボールペンで、今思い浮かぶ、ありとあらゆる項目、やるべきことの列挙を、書き連ねていくのである。

翌朝、起きたばかりのねむたい目で、朝のホームにたどりつく。
まだ、人はまばらである。
ホームのイスに座って、おもむろに、昨夜のメモを見る。
すると、おどろくべし、どんなに眠たくても目が覚める。
そして、一日が終わる頃、かなりの項目を消すことができる。

単純だが、シンプルな習慣になっているためか、ここ何年か、ずっと続けられている。