さて、
模擬授業。
練習の成果が出るか。

結果を先に言うと、わりと落ち着いてやれた。
また、やっている最中に、ふと、意識の中で面接官の存在を忘れる瞬間があった。

あとで学年の先生に言ったら、

「ああ、じゃ、いい授業ができたのよ」
と言う。
「子ども以外のもの(面接官)を見てるようじゃ、いい授業とはいえないよ」

つまり、授業参観で親が気になるようじゃだめ、試験でも面接官が気になるようじゃだめ。
・・・ということらしい。
練習を、くりかえした成果があったのだろう。


模擬授業のポイント。
1)最初の挨拶。
受験番号、氏名、題材を、直立不動で、はっきりと区切って言う。
それから、すべてを言い終えたあと、一拍の間、待ってから、
静かに
「よろしくお願いいたします。」と礼をする。

そして、きびきびと教壇に立ち、
第一声をはじめる。

2)第一声
落ち着いて、なおかつ、高いトーン(はりのある声)ではじめる。
すると、その続きの声も、高いトーンで、明るい声がでる。
上手に見える。

3)子どもを扱う場面を見せる
発問、指示によって、子どもに作業をさせる。
あるいは、黒板に出てきてもらって、作業をさせる。
その際の、子どもへの声のかけ方、助言の仕方、姿勢などに気をつける。
子どもの立場に立っているか、子どもの目線に立っているか、を意識する。

4)ほめる
姿勢をほめる、
声をほめる、
意欲をほめる、
笑顔をほめる、
回答をほめる、
指示の通りにやれたことをほめる、
いろいろ、ほめることがある。目標は、1分に一度、誰かをほめる、あるいは
みんなをほめる。

5)笑顔
ほめるときに、笑顔になればよい
一度、しっかりした笑顔がでてくると、次から次へと笑顔が連鎖する。


さて、面接と模擬授業が終われば、あとは実技である。