はやく正規採用されたい、という願いをもちながら、講師をしている。

ところが、事(こと)は、そう簡単に、はこばない。
講師をしながら、教員採用試験に立ち向かうのには、入念な計画と準備が要る。
入念な計画。
その計画を立てるところから、勝負がはじまっている。

実は、最初は、私もそのことが分からなかった。
なんとかなるかも、とか、行き当たりバッタリ、という気分があった。
教員採用試験をのりこえていく。
その計画の重要性に気づいていくのは、後半になってからだ。

前半の失敗を、まずは書いていく。