朝の会の最中に、嘔吐した子が一人。
担任の先生が処理されている最中、保健室から次亜塩素酸のバケツを持ってきて、すぐに戻って1時間目を始めた。

しかし、算数をしている最中に、別のもう一人がトイレの前で同じく嘔吐。

担任の先生は、朝から学校へこなくて連絡の取れない児童に電話連絡をしに職員室へ行っている。現場では児童が立ったり座ったり、これはすぐになにか作業をさせなければ、と思った。

すぐに、プリントを配り、そのままトイレで処理。顔の汚れた子の顔をきれいにして、保健室へ。

トイレから保健室へ連れて行く途中で、とっさに教室をみると、なんと、朝の会で嘔吐した子が、また自分の席で嘔吐している。
とにかく保健室へひとり連れて行こうとして、保健係さんにそれを依頼。
自分はすぐに教室の中の処理を始めた。

みんなプリントが終わって、
「せんせい、プリント終わった!」と言い始めた。
どうしたらいいんだ・・・!

そのとき、担任の先生が戻ってこられた。

とっさのとき、本当の力がためされるというが、今日の場合はどうするのがいちばんよかったのか。教室の中ではいてしまった子に、すぐに手とクチを洗ってくるように伝えたが、その子は私が教室で処理している最中、ずっと寒い廊下でウロウロしていたらしい。他の先生が教えてくれた。

すぐに、「こういうときは、こうする!」と浮かんでくるようにしたい。
どうしたらいいか、と考えている時間が、もったいなかった。