算数の授業で、色板をつかって四角いビルの形をつくりました。
合計12枚の真四角の板を使って、大きな四角いビルをつくるのに、全部で6通りの方法があります。
1階建てから、12階建てまで、順番に児童と共にみつけていって、ああ、全部で6種類あるね、としていくはずでした。
しかし実際にやってみると、
「先生、まだあるよ」
と言って、黒板の前に出てこようとします。
内心、(これ以外に正解があるわけないし、もう時間がないよ)と焦りました。
6種類の意見が出てくるまでは、あきらかに自分のトーンが高く、児童へ注ぐ視線や声も熱がありましたが、それ以後は、トーンが下がり、おざなりの感じがしたと思います。
まだあるよ、と出てこようとした女の子はふだんはおとなしい子で、ほとんどみんなの前で意見を言うことのない子でした。私の顔をうかがうかのようでしたが、がんばって出てきました。
私はみんなに向かって、
「Hちゃんがまだあるよって。じゃあみんなで聞いてみよう」
と言って、一応聞いたものの、自分の気持ちとしては、
「なんだ、これで終わればすっきりいったのに」
という感じでした。
ムムム、とあとで振り返ってみて、本当に浅いなあと思います。
間違った意見でも言おうとしている子の積極的な気持ちを認めていません。
まあこれにめげずに進むしかない、と自分に明るく言い聞かせています。
「そのまま聞ける人になる」というのは大きなテーマです。
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