金曜日は本当に不思議な一日でした。
「今日でお別れ、ということになりました」
から始まり、
〇すぐに製作途中の卒業製作の図工作品を仕上げる
〇自分のロッカーを整理
〇荷物をまとめる
〇遊ぶ(以前から計画していた遊びをまだやってない)
〇クラス写真を撮る
〇大量のプリントと課題を配布→説明する
〇やってないテストがある⇒(結局やれず)
〇教室中の掲示をはがす
〇靴箱の各自のネームテープをはがす
〇棚の国語辞典を配布
〇図書館の本を返却
〇児童会で使った備品を片付け
〇その中で給食を食べる
〇サイン会をしあう
なんだかまだ終わることが身近に感じられず、ぼーっとしている子もいた。
給食の献立予定表を掲示板からはがしながら見ていた子が、
「あ、最終日は卒業生のお祝い献立だー。ケーキがでるよ」
と言って喜んでいたが、隣の子が
「え、それ食べられないよ。だって今日で終わりだもん」
「あ、そうか!」
という会話をしていた。
当然、これだけのことを一日でやれるわけもなく、
教室中に荷物が残っているし、掲示も中途半端、まだ来週も子どもたちは来る雰囲気を残してる。
職員も子どもたちも、まだ本当にこれでお別れなんだ、ということをよくのみこめないまま、突然の・・・
最後に、引き出しやらなにやら、大量の荷物を背負った子どもたちが来て、
「先生、サインして」
という。
ランドセルの背中側の白いところに油性ペンで書け、という。
一人ひとりに書いていたら、自分でも不思議な感じで、ちがうメッセージが湧いてくる。
この子にはこれを書こう、この子にはこれ、と次から次へと文章が湧いてくる。
わたしがにこちゃんマークを日記に書くのが常だったので、
「先生、日記に書いてたにこちゃんマークを書いて」
「あ、うちも」
何度もハイタッチをして、がんばれよ、とそのたびに声をかける。
これでおしまい、というが、また来る。
また、ハイタッチ。
順番にやって、終わりがない。だって今日がお別れだと思わないんだもの。
本当にこれで最後なのかなあ、とお互いに不思議な気持ちになりながら、それを確認するかのようにハイタッチを何度もする。
今はただ、数週間後の卒業式が無事に行われることだけを願う。
教室へもどってきてみたら、誰もいなくて、がらーんとしている。
黒板には、子どもが書いた落書き。
荷物は、机の上にたくさんのっている。
子どもだけが、忽然と、いなくなった。
「今日でお別れ、ということになりました」
から始まり、
〇すぐに製作途中の卒業製作の図工作品を仕上げる
〇自分のロッカーを整理
〇荷物をまとめる
〇遊ぶ(以前から計画していた遊びをまだやってない)
〇クラス写真を撮る
〇大量のプリントと課題を配布→説明する
〇やってないテストがある⇒(結局やれず)
〇教室中の掲示をはがす
〇靴箱の各自のネームテープをはがす
〇棚の国語辞典を配布
〇図書館の本を返却
〇児童会で使った備品を片付け
〇その中で給食を食べる
〇サイン会をしあう
なんだかまだ終わることが身近に感じられず、ぼーっとしている子もいた。
給食の献立予定表を掲示板からはがしながら見ていた子が、
「あ、最終日は卒業生のお祝い献立だー。ケーキがでるよ」
と言って喜んでいたが、隣の子が
「え、それ食べられないよ。だって今日で終わりだもん」
「あ、そうか!」
という会話をしていた。
当然、これだけのことを一日でやれるわけもなく、
教室中に荷物が残っているし、掲示も中途半端、まだ来週も子どもたちは来る雰囲気を残してる。
職員も子どもたちも、まだ本当にこれでお別れなんだ、ということをよくのみこめないまま、突然の・・・
最後に、引き出しやらなにやら、大量の荷物を背負った子どもたちが来て、
「先生、サインして」
という。
ランドセルの背中側の白いところに油性ペンで書け、という。
一人ひとりに書いていたら、自分でも不思議な感じで、ちがうメッセージが湧いてくる。
この子にはこれを書こう、この子にはこれ、と次から次へと文章が湧いてくる。
わたしがにこちゃんマークを日記に書くのが常だったので、
「先生、日記に書いてたにこちゃんマークを書いて」
「あ、うちも」
何度もハイタッチをして、がんばれよ、とそのたびに声をかける。
これでおしまい、というが、また来る。
また、ハイタッチ。
順番にやって、終わりがない。だって今日がお別れだと思わないんだもの。
本当にこれで最後なのかなあ、とお互いに不思議な気持ちになりながら、それを確認するかのようにハイタッチを何度もする。
今はただ、数週間後の卒業式が無事に行われることだけを願う。
教室へもどってきてみたら、誰もいなくて、がらーんとしている。
黒板には、子どもが書いた落書き。
荷物は、机の上にたくさんのっている。
子どもだけが、忽然と、いなくなった。