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自分たちでこんなアンケートを取っていた。
班の学級新聞に載せるためである。
そんなのきいたって、どうせ低学年や中学年のころの授業なんて覚えていないでしょう、と言ったら、
「そんなことないよ」
だって。
理科好きのNくんは、3年生の時の乾電池学習、4年生の時のソーラーカー学習、5年生の時の電磁石など、理科の単元を軒並み並べて、
「ひとつくらい載せてよ」
とみんなにお願いしていた。
さて、今回の話はここから。
話し合っている中、一人の子が、
「先生、こないだのあの授業って、国語なの?道徳なの?教科は何?」
と聞いてきたのでありました。
みんなが興味を持って、
「ああ、あれか!あれって国語でしょう?でもちがうか?」
などと口々に言っている。
子どもたちが話題にしたのは、現6年生の、ある授業のこと。
「あの授業、面白かった?」
「うん。ああいうの、またやりたい」
それは、国語の授業です。
説明文を読んだ後に、それについての批評文を書く勉強。
教科書の「手引き」の中に、
事実と意見を分けて考える
という項目が、あるのです。
思わず、二度見しました。
たしかに教科書の中に、
「事実と意見を分けて考える」
と、厳然と書かれている。
これはすごい、と思わず腕組みをして唸りました。
筆者の意見は、数々の事例や実践例、事実を列挙した後に、
事実のあとに意見が書かれるから、説得力が増す、というわけ。
単に、考えだけを述べたのではなく、そこにはレッキとした、事実データがありますよ、ってこと。
だから、この話は、『確実』ですよ、『絶対』ですよ・・・、ということだ。
わたしはこれをみて、授業構想を練る。
ひとまず、事実とは何か、をみんなで考えるか、と思った。
・・・
結果として、子どもたちが
やはり、子どもの脳はやわらかいし、あきらかなことを見通すのだね、と思いましたナ。
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自分たちでこんなアンケートを取っていた。
班の学級新聞に載せるためである。
そんなのきいたって、どうせ低学年や中学年のころの授業なんて覚えていないでしょう、と言ったら、
「そんなことないよ」
だって。
理科好きのNくんは、3年生の時の乾電池学習、4年生の時のソーラーカー学習、5年生の時の電磁石など、理科の単元を軒並み並べて、
「ひとつくらい載せてよ」
とみんなにお願いしていた。
さて、今回の話はここから。
話し合っている中、一人の子が、
「先生、こないだのあの授業って、国語なの?道徳なの?教科は何?」
と聞いてきたのでありました。
みんなが興味を持って、
「ああ、あれか!あれって国語でしょう?でもちがうか?」
などと口々に言っている。
子どもたちが話題にしたのは、現6年生の、ある授業のこと。
「あの授業、面白かった?」
「うん。ああいうの、またやりたい」
それは、国語の授業です。
説明文を読んだ後に、それについての批評文を書く勉強。
教科書の「手引き」の中に、
事実と意見を分けて考える
という項目が、あるのです。
思わず、二度見しました。
たしかに教科書の中に、
「事実と意見を分けて考える」
と、厳然と書かれている。
これはすごい、と思わず腕組みをして唸りました。
筆者の意見は、数々の事例や実践例、事実を列挙した後に、
以上のことから、こう考えられるのだというふうに解説される。
事実のあとに意見が書かれるから、説得力が増す、というわけ。
単に、考えだけを述べたのではなく、そこにはレッキとした、事実データがありますよ、ってこと。
だから、この話は、『確実』ですよ、『絶対』ですよ・・・、ということだ。
わたしはこれをみて、授業構想を練る。
ひとまず、事実とは何か、をみんなで考えるか、と思った。
・・・
結果として、子どもたちが
6年間でいちばん面白かった!と断言する授業に展開されて行った。
やはり、子どもの脳はやわらかいし、あきらかなことを見通すのだね、と思いましたナ。
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