スキー場の食堂で、カレーを食べました。
トマトのような小さなものがありました。
私は、食べようか、まよって、用心していました。
同じテーブルに3人いたので、みんなが食べるのを待ちました。
そして、ついにMちゃんが食べたので、おいしい、ときいたら、
「うーん、ちょっとすっぱい」
と言いました。
つぎに、O太くんが食べたので聞いたら、
「初めてだけどおいしい」
と言っていました。
でも、そのわりには、あまりたべません。
それで、まあ、わたしも食べてみようかと思ったら、Mちゃんは、
「やっぱり、わたし、のこすわ」
と言って食べませんでした。
みんな、なにこれ!?と、言っていました。
小さな赤いものは、みんなのお皿にありました。Mちゃんによると、T先生がぜんいんのせたそうです。
トマトじゃないんじゃない?とか、みんなでいろいろ言ってました。
O太くんが、
「Sちゃんがこれから食べるところだよ」
と教えてくれました。
みると、食べようとしてるところだったので、みんなで見ていました。
食べるのを待ってから、
Sちゃんどう?
と全員で聞くと、
「すっぱいけど、好き」
と言って、結局、先生これなに?と聞こうと思ったら、先生はとなりのテーブルでいませんでした。
赤いものは、ぽりぽり音がしました。
そのうち、Sちゃんが、
「あ、これ、かんでるとおいしくなる!」
といったので、へえ、と言って、Mちゃんもかんでいました。
わたしも食べてみたら、ほんとうに、かんでいるとおいしくなりました。さいしょはすっぱかったけど、かんでいるとおいしくなりました。
なので、T先生に、赤いのください、と言ってまたおかわりをしました。
T先生は、
「カレーはいいの」
といっていたけど、わたしとMちゃんは、
「いいです、いいです」
と言って、赤いやつばかり食べました。
わたしは、おいしいカレーが食べられたので、よかったです。