久しぶりに、楽太郎さんの落語を聞いた。
高校生の時以来。
つまり、22年ぶり。
楽太郎さんの印象も、もちろんちがう。
おもしろいことに、記憶の中での楽太郎さんは、今でも元気にしゃべっている。
つまり、脳みその中で、楽太郎さんはちっとも年をとらず、活躍中であります。
なんだか不思議な感じがする。
私が高校生のころに見た楽太郎さんはずいぶん年上のおじさんに見えたが、あの頃の楽太郎さんはずいぶん若かったのだなあ。
酒の話、であった。
あとでホールの出口に貼られたのを見たら、
「ずっこけ」 三遊亭楽太郎、 と書いてあった。
あれは誰が書くのか。ホールの係の人だろうか。
マジックで、ずいぶん適当に書いたような字だったが・・・。
枕もおもしろかった。
のどが渇いて、寝る寸前になって、ちょいと水がわりにビールを・・・ということで始まり、結局各種の酒をかなりの量、飲んで、またビールを飲みだす、エンドレス、というのだった。これは笑った。隣の人が笑いやんでも、つぼだったらしい。私はずっと笑い続けた。
こういうのが、楽しい。
春風亭小朝さんが、
「三遊亭園朝作・牡丹灯篭より、お札はがし」
という長い話をされて、これはずいぶん貴重な舞台だった。
小朝さんが7人の役者を次々と変えて演じるのが、まあこれは力ある人だからこそできるのだなあ、とあらためてプロ、名人の境地を知りました。
その前に、春風亭昇太さんが、壺算をやった。
これは国宝の桂米朝さんでも聞いたし、桂枝雀さんでも聞いたし、いろんな人のを聞いた。けれども、何度聞いてもやはり楽しい話だ。昇太さんもうまかった。元気があるし、明るい。店の人にからむところが他の人とちがう展開だったが、ずいぶん自然だったし、昇太さんならではの工夫があったのだと思う。これは新鮮な気がした。
3学期も中途になってきたし、引越しの準備もあるし、ということで、途中の骨休み、となりました。
妻と家族に、感謝です。
2010年02月
愛車の平均燃費計を見ていると、このところずっと、9.1~9.5 km/L 程度だった。
街乗り、であるから、このくらいかな、と諦めていた。
カタログ値では、もっといい。
18 km/L と書いてある。
街乗りだと、だいぶ減るよ、と聞いていたので、まあ10km/L 程度かと思っていた。
実際はそれよりも悪いわけで、
「この車が特に燃費が悪いのだろうか。はずれをひいてしまったのかも」
と思っていた。
ところが、である。
先日、エコドライブを学んでから、ゆっくりスタート、アイドリングオフ、早めのアクセルオフ、きびきびした運転、を心掛けていたところ、なんとまあ。
少しずつ、燃費が向上していくではありませんか!!!!
もうすぐ、10km/L になります。
これはうれしい。どこまで向上するかな。楽しみだ。
本当に、エコドライブ、学んでよかった。うれしい!
以前から、京都議定書の実践に興味があったので行ってきました。
近所の自動車教習所がエコドライブを教えている、という情報を得て、確認の電話。
「はい、やっております。3時間ほどで終わります」
とのこと。さっそく、申し込んだ。
「参加費が5000円です」 とのこと。
思ったよりも、安い。
他の教習所のデータを見たので、1万円くらいするのかと思っていた。
1万円なら、行かないかな、と判断。
1万円分、本やその他の情報源を必死になって探す・・・と思う。
でも、5000円なら、実際に自分の運転ぶりを見てもらって、コメントをしてもらえることを考慮したら、コストに見合う、と思った。
いっしょにやる人が他にいるかと思ったら、いなかった。私、ひとりきりである。
実は、この教習所で、初めての「エコドライブ講習・受講者」であったのだ。
部長、という肩書の人がやってきて、
「実はあなたが本講習の一番最初の方なのです。不備のないように努力しますので・・・」
と、あいさつされた。
受験番号は、0001、である。
最後にもらった修了証の番号も、00001であった。
価格の5000円というのも、お試し期間として、という意味があったらしい。
実際に教習を受けてみた感想
1) 3時間は内容からすると適切。充実した、飽きさせない時間・コース設定だと感じる。
2) 実際に公道を走り、自分の街の状況の中でのエコドライブを学べる。
3) 「ふんわりと」というような言葉が、「ああこのくらいか」と分かる。
4) 自分の自宅で使う車の車種を伝えると、くわしくFUEL CUTについてなど教えてくれた。
5) 隣にプロがいる状況で、アイドリングストップを何回も練習できた。(ふだんならこわくてできなかった)
6) ほんの少しの「微差」でもって、18%も燃費が向上したのが素直に驚きだった。
7) 車の背中を押してあげるようにスタート、という表現がわかりやすかった。(本に書いてある、雪道でスタートするように、というのは、雪道で走った経験が少ないのでピンとこない)
あと、教習所の教官のこと。
さすがに教習を毎日されている方だけあって、話し方や言葉の使い方が丁寧であることや、笑顔で話そうと努力されているのが分かって、好感できた。
プロだなあ!!!!
これは教師の世界にも通じること。
誰もがつい引き込まれるような笑顔。
めざしていきたい。
教師として、子どもたちに地球環境保全の話をすることが、必ず、ある。
そのときに、エコドライブを実践していれば、自分の実体験で話ができる。
これは、教師なら必須の講習になっていくのではないかと思う。
(なによりも、年間で1万円、燃料代がお得になる計算になりました。これがうれしい!)
職場の大先輩とお話。
「やっぱり引っ張ってもらうと楽になる」
「医者に、運動しろと言われて、走っている」
「走ってる!?だめでしょう!そんなことしたら」
「腰痛のレベルがちがうんじゃない?」
喧々諤々とは、おそらくこういうことをいうのだろう。
話している内容が、子どものことではなくて腰痛なのが残念。
しかし、腰痛で苦しむ人の多いこと!
職員室で、一番盛り上がるのが腰痛の話である。
これはむしろ、お互いにさし障りのない話をしながら、コミュニケーションの微妙な修正を行っているのではないかと、妙に勘ぐってみたくなる。
政治の話も野球の話も、微妙に人間関係に影響を与えるから、いちばん無難な話題が腰痛なのかもしれない。
で、当の私は整形外科で一日おきの牽引(けんいん)療法に取り組んでおりました。
おりました、というのは過去形で、なんでかというのを今から説明します。
実は12カ月点検で、愛車をディーラーまで持って行った時のこと。
1時間ほどいただきます、ということなので、ショールームでコーヒーをのみつつ待っていたのだが、そこで販売員が見積もりを持ってきて、
「1万7千円ほどです」
という。
私としては、財布の中にそれだけの金額が入っていたつもりだったが、実際不安になってみてみると果たして足りぬ。
そこで、近くのコンビニエンスストアまでぶらぶらと出かけ、ATMで金をおろしたとたん、目に入ったのが、とある雑誌であった。
今月号の、Tarzan(ターザン)である。
なんと、肩こりと腰痛の特集だ。
これは必須、と買って帰り、ショールームの椅子にこしかけて一心不乱に読み始めた。
すると、そこに、腰痛界の常識をくつがえす!と紹介があり、
マッケンジー法
が簡単に説明してあった。
(Tarzan編集部の方、うまく肝心なことをまとめてくれていました。ありがとうございました)
今、試しています。
マッケンジー法は、身体を反らす体操と、前屈する体操があるのですが、私の場合は反らすことで楽になりました。
力を入れて、というのでなく、ただうつぶせに寝ているだけで、何か腰の関節がゆるんできて、楽になってきた感じがしたので驚きました。
もう少し、続けてみます。
ただ、これを職場の女性の大先輩に言いましたところ、
「そんなのウソくさいなあ。あとでひどくなるんじゃない?」
とのこと。
ふだんから私が嘘ばかりついているような口ぶりですが、これがこの大先輩の気さくなところで、私をうまく扱ってくれているのが分かります。心をつかむのが、本当にうまい、のです。
尊敬する人が多い職場であります。