昨日が、運動会。
翌日の本日は、日曜日。
朝から出かけた。
ここ最近、土日も遊んでいないので、5歳の長男とたっぷり遊ぶ日にした。
川あそび。
近所の川へ、あみを持っていく。
嫁さんの話では、この川で、おたまじゃくしをつかまえたらしい。
そのおたまじゃくしが、ベランダの水槽に入れておいたら死んでしまった。
猫が来たようだ。
マンションなので猫はいないのかと思っていたら、どこかが無断で飼っていらっしゃるようす。
マンション自治会の「管理組合ニュース回覧板」に、猫の飼育を認める、認めないで会議をしているくだりが長々と資料として添付されていたが、おそらく、その猫、であろう。
(規則だから、守るべきだと思うが、ある老人が猫を飼っている。その老人は「猫を愛することは自然を愛する心を育てることだ」と言っているようだ。老人は、マンションのルール自体がおかしいのだ、今のご時世で、環境問題に関心を寄せる必要があるのと同じように、猫を愛する心にも関心を寄せるべきなのだ、と持論を展開。結局、ルールを無視して、猫を飼い続けているらしい)
猫におたまじゃくしを食われた、と4階の人に話すと、
「それ、管理組合に言いなよ。回覧板に載せてくれると思うよ」
と言った。
それはさておき、川へ行って、敷布をしいて、ごろりとする。
シートの上に、乳児の次男を寝転がらせて、おむつ交換。
このあたり、手慣れてきたなあ。
妻は、長男といっしょに川へ入る。
わたしよりも積極的なのだ。
「ああー!エビがいる!!」
ふたりで叫びながら、懸命にあみをふりまわしている。
そう、そこまで、でいいんです。
ですが、エビを大量につかまえやがった。
そして、飼うのだ、と言い張る。
妻と長男で。
二人攻撃。
多勢に無勢で、根負けしてしまった。
乳児の次男とタッグを組んで「めんどうなことはやめよう」と言いたかったが、無理だった。
しかし、しばらく100円のおにぎりをほおばりながら、虫かごの中のエビたちを見ていると、ふと先輩教師の顔が思い浮かんだ。
先輩は、理科が大好き。虫が大好き。昆虫の授業になると、眼の色が変わる。
そして、イキイキと話しだす。クラスの子にもそれが伝染するようで、クラス全体で、虫を追いかけ始めるのだ。
先輩は、自宅に蝶を飼っている。みかんの木を鉢で育て、キャベツも育てながら、アゲハやモンシロチョウをさかんに飼っている。
それを写真にとり、プロジェクターとパソコンを使って、クラスの子供たちに何度も見せている。
そういう光景が、パッと思い浮かんだのだ。
よし、エビを飼おう!
わたしの突然の心変わりにぎょっとしたようだが、家族も喜び、みんなででかい水槽を飼いに行って、おまけにエアーポンプその他も購入。
すべてをセットすることの、楽しいの楽しくないのって、こんなに飼育が楽しいものだと思いませんでした。
さて、水をきれいにして、エビをはなす。
エビが買ったばかりのキラキラした水槽の中、これまた購入した外国の名前の水草にからまりながら泳いでいる姿の美しさ。すばらしい!
夕食を食べる前に、みんなでエビを見つめ、食べた後にまた、エビをみつめて感想を言い合いました。
さて、夜になり、嫁さんが一言。
そんなに水槽を見つめているのって、本当は心が癒されたいからなんじゃないの。
ウッ。
そうかもしれない。
なんだか、水、そして半透明のエビのおよぐ姿を見ていると、なんだか疲れがとれる気がして・・・。
自分では気づかないけど、相当、心がつかれているのかなあ・・・。
まあ、3日後には、どうなっているかわかりませんが。

コメントありがとうございました。
エビ水槽の写真をアップしました。
手前左の黒い筒は、竹炭です。
ショップで衝動買いしました。
さらにあく抜きした、流木。
衝動買いです。
水草は、なんという名前か知りません。ちゃんと育つのかなあ。