今日は初めての縄跳びをしました。短縄です。
ベテランの先生のクラスに補助として入りました。
クラスを2チームに分けて、1つのチームを担当しました。
この小さいチーム(18名)をさらに9名ずつの半分に分け、お互いに向かい合わせてペアをつくり、交代で跳ぶようにしました。順番に跳ぶことで休憩がとれること、そしてペア相手の跳んだ回数を教えてあげることで、跳ぶ側の子は、跳ぶことに集中できると考えました。
どの程度跳べるのか分からなかったのですが、10回跳べない子が18名中、3人ほどいました。前跳びで、腕のまわすタイミングと、跳ぶタイミングが合っていません。
どう声をかけるかな、と思ってベテランの先生のチームをみると、
ちょうどこんな声かけをされていました。
「自分の影をみながら跳んでごらん」
跳べずにいた児童が太陽を背にして、自分の影をみながら跳び始めると、10回跳んだ子が出たので本人が驚いていました。
たったのひとことが、効くんだなあと楽しくなってしまいました。
試しに自分のチームで跳べなかった子に、同じように伝えてみると、1回も跳べなかった子が、3回跳べました。その後5、6回ほど挑戦しましたが、その子は結局、最高5回まででした。
縄跳びの導入に、フラフープを使う、ということは聞いた事があったので、試してみたいと思っています。
気が小さいためか、なかなかみんなの前で声を出せない子がいます。
算数のプリントを、みんなで答えあわせをしていて、席順にこたえや式を言っていくのですが、まちがえることの怖さがあるためか、緊張してしまうのか、黙り込んでしまいます。
放課の時間になると友人と共になかよくハナシをしているので、そもそも話せないのではなく、あらたまったときになると緊張してしまうようです。
できるだけ話しやすくなるよう、プレッシャーを与えずさらりと接しているのですが、なかなかむずかしいです。
帰り際、1年生の子から、
「先生、雨は降りそうですか」
と聞かれた。
とっさに、そんなもん、空みたら分かるでしょ、と思った。
晴れ、でもないし、どんより曇りでもない、ごくふつうに、空には、ある程度の雲がある、という日でした。
なにか、家の人が留守だとか、洗濯物のことでなにかお手伝いを頼まれていたとか、事情があったのかもしれない。もう帰宅するときで、尋ね返さなかったが、きいてみればよかった。
「そうだねえ。夜まではきっと降らないと思うな、先生は」
ということで返事をした。その後、本当なら
「自分ではどう思う?」
と聞けたらよかったかな。もっとその子のことをよく知れたかもしれない。
「どうしてそれを聞きたかったの?」
今なら、それも気になる。
とっさに、こうした返し方が、できるようになりたい。
国語。言葉あつめ。
なかまのことばを集めよう、ということで、
「とり」の仲間の言葉を集める授業がありました。
子どもたちが書いた語句に、
「こうもり」がありました。
こうもりはとりではない、ということを、1年生でも教えるべきかどうか、で迷いました。
給食時間が迫っている中で、どうしたらいいか瞬時に判断し、こうもりは卵を産まないから、とりではない、ということを早口で伝えました。
しかし、今回の国語の授業では、仲間の言葉を集めること、より大きな意味を包括する言葉がある、とうことを知るのが目的であり、こうもりが鳥類か哺乳類か、という片々の知識が問題なのではないな、ということをちらっと思いました。
授業の最後に、こんがらがってしまっただけ、という結果を招いたのなら、失敗でした。
なかには、コウモリそのものを知らない子がいたようです。
(大体、「モ」という字を、鏡文字で逆に書いてる子もまだいた!)
まずは気軽に始めてみます。
現在、小学校1年生の非常勤講師をしています。
各クラスにT.Tで毎日支援に入っています。
教育の世界に入って1年目、4月から数えてもう10ヶ月がたとうとしています。
この間に、何を学んだのか、今学びつつあることを確認していこうと思います。
今週やってみて。
先生方と共に学校近くのレストランで昼食を食べた。他の学校の研究授業のことが話題に上る。本校の研究授業に取り組んだ際の苦労話。しかしそれがかなり評判がよくて報われた話。
算数の授業。形の導入で1時間目。各自が持参した箱を使って、まちの造形。
最初に写真でビルや東京タワーを紹介したら、ほとんどの班が東京タワーを造る。
積み木遊びのようになって、積んでは崩し、のくりかえし。嬌声が響いて、他のクラスにちょっと申し訳ない気持ちになってしまった。
教室内が寒いから、マフラーをしていいですか、と言いに来た。
もうすぐ帰りの会が始まるし、まあいいか、と思いつつ、マフラーはどうかなと迷いつつ、いいよ、とつい言ってしまった。直後に、担任の先生が、マフラーはダメです、と強く伝えたのでその子もしなかったが、学級経営の視点からみてどうか、という立ち所が甘いと反省。