元エンジニア・新間草海先生の『叱らないでもいいですか』

転職を繰り返し、漂流する人生からつかんだ「天職」と「困らない」生き方。
高卒資格のまま愛知の小学校教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

カテゴリ:教育技術・授業あれこれ > 図工

『雑』の側からは『繊細』の側がよく見えない

多くの教育者が 「子どもには、少しずつ与えよ」 と言っている。 これは子どもが自己形成するにあたり、雑(ざつ)な感性を育てるか、繊細(せんさい)な感性を育てるか、という2つの道があり、まあ教育的には、雑よりも繊細が良い、と考えるからでしょうね。 なぜ繊細が良 …
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絵をどう見るか

今週、おくればせながらの参観日があった。 参観日に合わせて各学年の廊下には、ずらりと秋の図工作品が展示された。 いろとりどりの水彩やクレヨン画が、廊下の向こうまで壁面をうめつくす勢いだ。 4年生はソーラン節の絵が飾られた。 人間を描くのだから、とてもむずかし …
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mite! アレナスの鑑賞授業やってみた その1

数年ぶりに、mite! の鑑賞授業をやってみることにした。行事や勉強に追われて、なかなか時間がとれなかった昨年と一昨年。でも、6年生の担任となり、2学期の後半、行事が一段落してちょっと余裕が出てきたこの時期だから、思い切ってやってみました。アレナスの本を引っ …
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心のエネルギーを育てる水彩画とは

ずっと、谷内六郎さんの絵は、油彩なのだ、と思っていた。 それは、私が子どものころに親が買っていた「週刊新潮」の表紙を見ても、そう思っていたし、その後もどこかで見かけるたびに、油彩だ、と思いながら見ていた。 しかし、それが、水彩だと知って、あらためて衝撃だっ …
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【図工鑑賞】鳥獣戯画~『倒れた蛙』の謎~

. 図工の製作がひとまず終わり、秋のイベントも一息ついたので、まったりと図工の鑑賞。 図工の鑑賞授業は、何度やっても飽きないくらい好きで、子どもも 「またやろう!」 と必ず言ってくれる。 なぜなら、他の教科(とくに算数)とは違って、完全に 「言ったもの勝ち …
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ゴッホが浮世絵を学んで性格が変わった件

. 社会の授業で、浮世絵師の「歌川広重」について学んだ。 広重の浮世絵は、オランダなどから世界に伝わり、ゴッホが模写をしたことでも知られる。 さて、そのゴッホさん、昔はすごく暗い絵を描いていた。 とか、 ・・・なんてのは、ゴッホの初期の絵として有名なもの …
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表現される中身と、表現されて目に見えるもの

. 国語で宮沢賢治の「やまなし」を教えたことがある。 都合、2年間教えた。 1年目と2年目で、あれこれと指導法を変え、試してみた。 1年目は、「やまなし」の文章を何度も読み込んだ。 音読をしまくった。 そして、表現の一字一句、微細な部分までを検討し、「深読み」 …
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「絵」を描こうとすると描けないの。

. 図工の時間、桜の絵を描きました。 ちょっとしたコンテかパスで、小作品を、と考えた。 描き始めたんだけど・・・ しばらくして、あまり進んでいない子がいたので、なんとなく近くで 「どう」 と言ってみると、 冒頭の言葉を言ったわけ。 「わたし、絵を描こうとす …
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フランスの美術館には、子どもが毎日のように通ってくる。 日本で言うと、地域に根差した、図書館のように。 美術館なんて、辛気臭い、わけがわからない、静かにしていなきゃならない、というので、子どもからは敬遠される場所だと思う。 しかし、さすがはフランス、そこは …
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