困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

カテゴリ: これからの、新しい概念について

【道徳】対話になるかならないかは〇〇にかかっている

対話するためには、何が必要か。 それは、「あれ?本当に、おれ、わかってないな・・・」という体験だ。 「自分はわかっている、知っている」という意識が少しでもあれば、対話にはならない。 文科省は次代の教育の根幹に、「対話」を掲げた。 対話するためには、本当のこと …
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やり直しのとらえ方

やり直し、ということを、「ありがたいチャンス」と思うかどうか。 社会全体が、「省エネが良く、やり直しはできるだけ避ける子を育てている」という気がするネ。 そのためか、教育現場でも、生産性を上げることが良いことだから、能力の秀でている(とされている)子の言う …
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「怒っているとき」の頭脳が実はヒマな件

先日、怒っているときは頭脳がたいして働いておらず、暇~である、という記事を読んだ。 怒りは興味があるものに対して脳が理解できないサイン 怒りを正当化するとき、必死に頭を動かしているだろう、と思っているけれど、実は 「怒っている」 段階で、すでに脳は合理的に …
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『虐待・いじめ・強圧』をどう考えるか

虐待してしまう、というのは異常である。 また、人をいじめる、ということも異常。 強圧的に人に接することが癖のようになってしまうこともある。 もし仮に「他人を自分の意の通りに操縦できない」という状況に陥った時、血圧が上がったり、大きな声で叫びたくなったりと、精 …
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『尊敬する』が危険な理由(ワケ)

こういうことは、周囲に暮らす人たちから、空気を吸いながら、のようにして学んでいくのが良いと思っています。 だから、あえて『解説』のような文章を読むと、 わかった気になりやすい ため、用心、用心。 どんな文章でも、読めば必ず自己解釈で、バイアスのかかった見方 …
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「主体的な」論考 その2

自分の人生を主体的に生きている。 そう、自覚している人は多いのではないか、と思う。 もちろん、わたしは自分の人生を主体的に生きている、と。 たしかに鎖でつながれているわけでもなく、自分で日々の計画をたて、好きなスーパーで買い物したり、今日は大根を買おう、と …
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主体的な・・・

大きなゴールは、いったいどこにあるのか。 学校の中に、それがあるのか?それとも無い、のか? わたしは、人生が幸福になるためには、 「自分自身が自分の人生の主人になること」 が必要だと考える。 文科省がそう教えているから、そうだと思う。 文科省は、ことごと …
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してもよい、しなくてもよい、というのは本当か

数々の職を経て、転職を繰り返した挙句に教員になった。今、学校という社会の中で生きるようになっても、頭のどこかで、「これが絶対のルール、ということではない」という考えは、ずっと滲みついて離れない。現に、学校のルールだって、見直しがあり、変わっていく。ぜった …
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んなわけない、ということ

わたくしには、「こんな気がしてならない」というの、がある。 ○仕事はできないほうがいい ○努力はしないほうがいい ○できるだけ無能なほうがいい ○まちがった方がいい ○できるだけ、達成せず、成果がでず、わくわくしないほうがいい ○しゃべらないのがいい ○みんな …
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梅原猛と梅棹忠夫~科学と哲学の間~

. 高校の図書館で、梅原猛さんの本を一時期、順に読んでいた。 その隣に並んでいたのが、梅棹 忠夫さんの本。 両方とも、名前が『梅』なので、゛うめ゛繋がりで面白がって読んでいるうち、双方に共通のもの、あるいは少しちがったものを感じ取り、一年くらい楽しんだ記憶が …
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【自由研究】錦織圭の強さの秘密

. 父親「練習に行こうと親が言ったことはありません」 日本の若手トップアスリートにおける両親の教育方針に関する一考察 http://www.waseda.jp/sports/supoken/research/2010_2/5010A317.pdf 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 氏名:杉山芙沙子  ↓ 杉山愛 宮里藍 錦織 …
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8月15日に神社へ行く

昔から神社が好きです。 木立ちを抜けて、朝陽のさす中を歩いて、お参りしました。 なんだか落ち着くのが良いし、静かなのもいい。 日本人に生まれてよかった、と思う瞬間ですネ。 わたしが日本がユニークだな、と思う一つの理由は、縄文時代です。 縄文時代には、100人 …
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カジノ店内の貸金業を学校教育で扱う

カジノでは、負けるとお金を支払うことになる。 「カジノは儲かる」という点だけを強調して覚える子がいるからだ。 まずは、そのことを学校で教えるべきだ。 つぎに、カジノでよく起きる、客の心理について学ぶべきだろう。 たとえば、投下したコストを回収したくなる「サン …
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悪口について

4,5月に問題になったのは、「悪口」でした。 たいていのクラスで、最初にぶつかるのが、この「悪口」問題です。 友達関係が安定するためには、この「悪口」の問題を超えていかなければなりません。 さもないと、みんな安心してクラスで過ごすことができません。 悪口の …
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英霊が諭してくださること

わたしは、自分のことを、一人の普通の日本人だと思っている。 「いま日本が危ない」ということを聞くと、すぐに「日本と、そこに住む人たちを守りたい」とも思う。 日本、というのは国家である。 国家でもっとも大切なのは、人である。 その個人を、とことん大事にするため …
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「絶対そうだ、と言えるか」

. フランシスコ・ザビエルに向かって、ある一人の日本人が質問した。 「神がこの世をおつくりになられたのなら、なぜ私たちの発見が遅れたのでしょう」 つまり、大文字のGODが世界をつくったのなら、GODは日本もつくったはずだ、と。そのGODが日本を知らないはずが …
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情報モラルの研究から

. 子どもたちが21世紀をたくましく生き抜くために、もっとも必要な資質能力は何だろうか。 わたしは、「情報活用リテラシー(能力)」だと考える。 子どもたちの、情報モラル、情報リテラシーなどの資質能力を向上させなければならない。 これは世の中が求めるとても大切 …
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金融を教える【財務省官僚を育てる教育】

. わたしの教え子が、将来、財務省の官僚になる可能性がある。 したがって私は、文科省がこれから進めようとしている、 いわゆる 『金融教育』 を、きちんと進めていかねばならない。 「金銭の大切さ」 とか、 「計画的な使い方」 というところが、小学校の金融教育 …
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バタフライ効果とエビフライ効果

. NHKの「ピタゴラスイッチ」の、終わりかけの部分がテレビ画面に流れていて、 急に部屋に入ってきた息子が、 「あ、レコードがまわっとる」 ↑ 途中のプロセスは全部、すっとばして、結果だけ見ると、こうなる。 最初と最後だけ見ると、どう思うかというと、 「 …
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将来の夢と目標について

. 目標を本当に立てられるくらい、しっかりしてる人は、 「目標とは、達成するのが目的ではない」ということが、 きちんと分かってる人のことだと思う。 達成できたら、素晴らしい。 大喜びすると、もっと気分がいい。 人生の中の、とっておきの楽しみだ。 しかし、達成 …
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【新語】ヘイト脳とは

いま、教室で、子どもたちとまったりと、卒業前の、なんともいえない幸福なひと時を過ごしている。 「なんで、けんかするのだろうか、なんで、つらくなるんだろうか、なんで不幸になるんだろうか」 この1年を振り返りながら、何度も何度も、こういったことを子どもたちと …
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新しい概念について

. この1年、ブログでぼやきつつ、新しい言葉を考案してきた。 一字一句すべて同じ言葉、というのは、だれも使っていないはずだ。 なぜなら、一応、「こういうことって、世の中ではどう表現するんだろうかな?」と迷って、検索したからネ。 しかし、検索ではひっかからな …
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「なぜするか」と問うか、「それをする良さは何か」と問うか

.来年度の児童会の活動を、勤務校で見直すことになった。 PTAの会議で、 〇子どもたちが、アルミ缶を集めるのは意味があるのですか 〇子どもたちが、ペットボトルの蓋を集めるのは意味があるのですか などと、父兄から意見が出されたからである。 そのご父兄のおっしゃる …
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「せんせー、○○くんが、ちゃんとやっていませーん」

. 「○○くんが、ちゃんとやっていません」 この言葉の、なんとも微妙な、複雑な、なんだろう、この心理って。 ○ちゃんとやらなきゃいけないのに、やっていない。 ○ちゃんとやらないで、一人だけ楽をしている。ずるい。 ○Tくんのせいで、みんなが迷惑する。 ○わたしが …
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【いいね!】体罰を無くすための講義~日体大~

. 日体大が、体罰をなくすための本気の講義を行った。 遺族からの話を聞きながら、涙を流す受講生たち。 これで日体大出身者を将来の加害者にさせないことができるかもしれない。 わたしはこの取り組みを評価する。 しかし、たった一つ、忘れてはいけないことがある。 …
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コミュニケーションの力を育む授業~普通名詞でなんという~

. コミュニケーションの力とは、いったい何か。 何をさして、コミュニケーション、と言っているのか。 ひと言でいうと、「ひとを尊重する」ということ。 それが、できるかどうか、だと思う。 「尊重」という言葉。 この言葉は子どもたちに、響く。 「尊重するって、むずか …
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先生、椅子の高さが・・・

. 1年生や2年生、低学年を担当したことの多い先生は、さすがだな、と思うことが多い。 だいたい、言葉数が少ないし、話すことに要領を得ないことが多いから、先生があれこれと気を回して、子どもの状態をキャッチしようとする。すなわち、アンテナがむちゃくちゃ高い。 …
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Aくんが学校に来るのは、なぜか

. Aくんが学校に来るのは、なぜか、と考えたことがある。 彼にとって、学校とはうるさい先生があれこれと指示命令をし、座る場所まで強要される、おそろしく居心地の悪い場所である。 しかしそれでも、彼は学校に来る。 Aくんは、他の子をつめでひっかいたり、顔をパンチ …
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『指導死』という言葉

. 『指導死』という言葉を聴いた。 指導し、責めて殺す、ということだ。 子どもは、 「おまえのせいだ」 と言われ、何も言えなくなって、死をえらぶ。 「おまえのせい」 とは言っていないにしても、子どもはそう受け取っている。 おまえのせいだ、と言われて、ではど …
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許す、許さない、という話についてのアイデア

. ときおり、殴り合いの喧嘩があります。 先日もありました。 けっこう、バシッと、勢いよく決まってます。 こういうことがあると、小学校だなあ、と思いますね。 大人の世界では、あまり見かけない。(犯罪だし) まあ、小学校だと、そういうことがある。 大人、教師が止 …
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銀メダル選手が「ごめんなさい!」

. 銀メダルをとった吉田選手が、「ごめんなさい」と謝った。 なぜ謝るかというと、周囲から責められることを想定したから、でありましょう・・・。 この「ごめんなさい」に、違和感を覚えた人がたくさんいたようだ。 「謝らなくてもいいのに」 「だれも責めないよ!」 「銀 …
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悩み相談の本質とは何か

. 新聞などに、よくある「悩み相談」。 悩みには、2種類しかない。 どこぞの立派なお坊さんの言葉だそうですが、 1)人間関係の悩み 2)それ以外 この2種類しかないそうです。 さて、毎日新聞の朝刊に、 人間関係の悩み についての投書が、掲載されていたらしいで …
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せっかちに日常を超えようとするな

. 相模原市津久井で起きた、大量殺人事件。 このことに、とにかく考えさせられている。 新聞やテレビの報道も、ほんの一部しか見ていないけれど、自分が聞いて分かったことからだけでも、いろんなことを考えた。 センセーショナルな解決法、について 容疑者は、よく分から …
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相模原の殺傷事件

. 「なんと過剰なことか」 と思った。 津久井で起きた、戦後最大級の殺人事件のことである。 (相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡し、職員2人を含む26人がけがをした事件) 植松容疑者が、「ほめられる」ことを期待していた、というマ …
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モンスターはいるかいないか

モンスターというのは居ない。 想像上の動物なんであって、現実にはいません。 というと、 「いや、いる」 という人もある。 どうやら、その人の世界には、居るよう。 しかし、現実にはいない。 「いるんだ」、という人だけに、見える。 それが、モンスター。 さて、うちの …
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