困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

カテゴリ: 本の紹介

エーリッヒ・ケストナーの話

. wikipediaによると、こうである。 エーリッヒ・ケストナーは、自由主義・民主主義を擁護し、ファシズムを非難していたため、ナチスが政権を取ると、政府によって詩・小説、ついで児童文学の執筆を禁じられた。 父方を通じてユダヤ人の血を引いていたが、「自分はドイツ人で …
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「共感覚」とモルゲンレーテ

「ぼくが不登校になったとき、自分の口から出るのは「水色の声」だった。親は「赤い声」でガンガン攻めてきたので、ぼくはチックになった。ある時親が「緑色の声」に変わった。それから気分が良くなった。色々な夢を考えられるようになって、やりたいことが見つかった。学校 …
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そして、星の輝く夜がくる ~本の紹介~

. 新間です。 小学校の教師は、特殊だと思います。 理由は、小学生、という年代の子どもたちと、始終一緒にいること。 つまり、私はかなり、小学生から影響を受けています。 子どもからすると、教師は、大人としても特別ですね。親と同じくらい長い間、一緒に喋っているんで …
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松本大洋の「竹光侍」 ~アウトローの自由~

松本大洋の「竹光侍」。 松本大洋について書くのは、ひさしぶりだ。 松本大洋は異端児を描く。 異端児は、世間の価値感とはまったくちがうものを、自身の中に持っている。 異端児は、世間への迎合を、諦めている。 そこには、ある種の悲しみと同時に明るさがある。 そし …
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吉野せいを知ったのは、どの本を読んだからだったろう。たまたま偶然目にした本に、吉野せいのことを書いているものがあった。百姓、農民の文である、と。それは、生きている、と。そこで、さっそく本を取り寄せて読んでみたのが、もうかれこれ、十年ほど前か。あひるか …
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