ふと思い立って、足つぼマッサージという店に入った。
夜中によく、足が冷えて眠れないことがある。
足つぼを押せば、まるでマグマのごとく足が温まり、ぬくぬくと安眠できるのではと思いついた。
地元の市の名称と、足つぼマッサージ、という単語で検索し、いちばん近い店を予約した。
足つぼ、という単語は、なんとなく蛸壺(たこつぼ)を思い起こさせる。
わたしは店に行く途中、たこの吸盤のようなものが、足にへばりついて、血流をうながす装置を想像したりした。
「それはいやだ」
すぐに妄想をふり払う。
店に入る前に、どんな服装で行くべきかを迷った。
おそらく着替えなどがあるのだろう。
散々迷った挙げ句、ごく普通のユニクロ上下になった。もっとも日本人らしい姿だ。
さて、たこつぼマッサージの店に行くと、店の方が大きなスキャナーのようなものを用意し、
「足を調査します」
と私の足の裏をスキャンした。
これで、体重の乗っていない部分を特定しようというのだ。
すると、わたしはほぼ足の外側に体重があること、そして指に体重が乗っていない、いわゆる「浮き指」という状態だということがわかった。
これは、指が生きていない状態であり、指に体重をのせないくせがついているんだろう、と教えてもらう。
「指が動いてないので、ふくらはぎの筋肉も使われない可能性が高いです」
どうやら、足の指を使うことと、足の土踏まずのアーチの形成は関係があるようだ。そして、足の土踏まずのアーチがしっかりと形成されていると、ふくらはぎが使われ、そこに筋肉が付くとともに、足の冷えが解消されるのだという。
その方は、その後、足の裏を痛いほどに指圧?してくれた。
足の裏が、ぐりぐりと悲鳴をあげていた。
しかし、帰る頃には、なぜかしらないけれど、非常に足がスッキリしている。
不思議であった。
あるき方も、コツがあるらしい。
ふくらはぎを使うようにしてあるきましょう、と言われた。
ンなことを聞いても、よくわからないが、翌日、学校の長い廊下を歩いていると、ちょっと会得したあるきかたがあった。
それは、踏み出した先の足を、かかとからつく、というあるきカタであります。
これをすると、一瞬だけど、ふくらはぎが伸びる体感があった。
それで、一日歩いてみると、なにかふくらはぎが「妙に疲れている」感じがする。
その代わり、いつものような「重だるさ」とはちがって、運動したあとのような感じがあった。
また、面白かったのは、足つぼマッサージをする間、水を飲め、とさかんに勧められたこと。
水がベッドの横にあって、それをとことん飲むように言われて、飲んでいた。
お店でトイレに行きたくなるほどに飲んだが、それがすごく大事なのだとお店の人は言った。
「ともかく、水が飲めていない人が多くてネ。水飲んでるだけでも、血行がよくなる人多いですよ」
わたしはその夜、2回もトイレに行ったが、翌朝に体調が妙に良かったのを付け加えたい。
みなさん、水を飲みましょう。(といっても飲み過ぎちゃだめらしいので、ほんのちょっと増やす程度がいちばん良いらしい)
下の写真は、なんか海におっこってたモノについて、調査する人たちの図。
すごく面白い写真で、わたしはこの写真を1時間ほど眺めて、ここから始まるSFを考えたが、あと5年ほどしたら発表してみたい。
夜中によく、足が冷えて眠れないことがある。
足つぼを押せば、まるでマグマのごとく足が温まり、ぬくぬくと安眠できるのではと思いついた。
地元の市の名称と、足つぼマッサージ、という単語で検索し、いちばん近い店を予約した。
足つぼ、という単語は、なんとなく蛸壺(たこつぼ)を思い起こさせる。
わたしは店に行く途中、たこの吸盤のようなものが、足にへばりついて、血流をうながす装置を想像したりした。
「それはいやだ」
すぐに妄想をふり払う。
店に入る前に、どんな服装で行くべきかを迷った。
おそらく着替えなどがあるのだろう。
散々迷った挙げ句、ごく普通のユニクロ上下になった。もっとも日本人らしい姿だ。
さて、たこつぼマッサージの店に行くと、店の方が大きなスキャナーのようなものを用意し、
「足を調査します」
と私の足の裏をスキャンした。
これで、体重の乗っていない部分を特定しようというのだ。
すると、わたしはほぼ足の外側に体重があること、そして指に体重が乗っていない、いわゆる「浮き指」という状態だということがわかった。
これは、指が生きていない状態であり、指に体重をのせないくせがついているんだろう、と教えてもらう。
「指が動いてないので、ふくらはぎの筋肉も使われない可能性が高いです」
どうやら、足の指を使うことと、足の土踏まずのアーチの形成は関係があるようだ。そして、足の土踏まずのアーチがしっかりと形成されていると、ふくらはぎが使われ、そこに筋肉が付くとともに、足の冷えが解消されるのだという。
その方は、その後、足の裏を痛いほどに指圧?してくれた。
足の裏が、ぐりぐりと悲鳴をあげていた。
しかし、帰る頃には、なぜかしらないけれど、非常に足がスッキリしている。
不思議であった。
あるき方も、コツがあるらしい。
ふくらはぎを使うようにしてあるきましょう、と言われた。
ンなことを聞いても、よくわからないが、翌日、学校の長い廊下を歩いていると、ちょっと会得したあるきかたがあった。
それは、踏み出した先の足を、かかとからつく、というあるきカタであります。
これをすると、一瞬だけど、ふくらはぎが伸びる体感があった。
それで、一日歩いてみると、なにかふくらはぎが「妙に疲れている」感じがする。
その代わり、いつものような「重だるさ」とはちがって、運動したあとのような感じがあった。
また、面白かったのは、足つぼマッサージをする間、水を飲め、とさかんに勧められたこと。
水がベッドの横にあって、それをとことん飲むように言われて、飲んでいた。
お店でトイレに行きたくなるほどに飲んだが、それがすごく大事なのだとお店の人は言った。
「ともかく、水が飲めていない人が多くてネ。水飲んでるだけでも、血行がよくなる人多いですよ」
わたしはその夜、2回もトイレに行ったが、翌朝に体調が妙に良かったのを付け加えたい。
みなさん、水を飲みましょう。(といっても飲み過ぎちゃだめらしいので、ほんのちょっと増やす程度がいちばん良いらしい)
下の写真は、なんか海におっこってたモノについて、調査する人たちの図。
すごく面白い写真で、わたしはこの写真を1時間ほど眺めて、ここから始まるSFを考えたが、あと5年ほどしたら発表してみたい。