困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

以下は、水産庁の方がひょっとしたら見てくれるかもしれないので書きました。
水産庁に所属する以外の方は、深く考えず、読み飛ばしてください。

◎なぜウナギを食べるのか

7世紀から8世紀に編纂された「万葉集」に、ウナギを詠んだ歌があります。
石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ

(大伴家持)

「夏の暑さで大変でしょう。身体が弱ってきたと感じたのなら、むなぎ(ウナギ)を食べると良いよ」
友人の石麻呂という人に、家持がそう勧めたという歌です。
現代の栄養学と照らし合わせても、合理的だと言えるでしょう。

◎ウナギは大切な水産資源

日本人が、「土用の丑の日、うなぎの日。鰻を食すれば、夏負けすることなし」という平賀源内のコピー文に魅力を感じて、家族そろって鰻を食べてきたことは、とてもユニークだし、楽しいことです。

ところが、水産資源を一度に大量に消費することには問題があります。特に、現状のような売買の仕組みそのままで、消費することは大問題です。

売れ残りが、大量に出ます!

そして、それらはほぼ全量、焼却処分です!

日本人が完全に予約制でウナギを注文するならまだ被害は軽微で済むかもしれません。水産業の現場にまで1匹単位で予約をいれて、完全にその予約の数に従って仕入れをするのなら。
しかし、天然であれ養殖であれ、売れるかどうかわからない数を大量に「かば焼き風に仕上げて販売網にのせてしまう」ために、売れ残りの量が毎年3割もあり、それらが消費者の意識にのぼらないところで廃棄され、重油で燃やされていることを考えれば、水産資源を

今しかない!
この道しかない!
今でしょ!


と、ヒートアップした感覚で大量に売ろうとするのは、合理的ではありません。

人間は常に冷静である方が得をします。
生きているのだから、人間もたまにはヒートアップしたいときも無論、あります。そして、時と場合によってはヒートアップすることが楽しいのです。しかし、他国との関係やこういった経済に関係する思考は、できるだけ冷静なのがよいのです。

そこで、提案をします。

「年に一度だから」という理由のために経済的損失がでかくなってしまった、というこの風習を変えるため、うなぎを食べる日を、合理的に増やしましょう!

たとえば、もう一度、こよみを見直してみましょう。
なんと、土用の丑の日は、年に何度もあるじゃないですか。

【2019年の土用の丑の日】
1月28日、4月22日、5月4日、7月27日、10月31日

【2020年の土用の丑の日】
1月23日、4月16日、4月28日、7月21日、8月2日、10月25日、11月6日

水産資源の貴重さを十分に学習してから、(公共広告機構などでCMするといいと思います)今年は鰻をいつ食べようか、と7月に集中しないように考えるのです。

土用の丑は、春にも秋にもある!

ということです。

こう考えると、ウナギだけではありません。
クリスマスケーキの大量廃棄も、大問題です。
これも重油で燃やすらしいです。
せっかく中東の国から地球を半周してまで日本に運んできた貴重な重油。
ケーキを燃やしてよいわけがありません。

そこで、増やします。

【2019年のクリスマスケーキの日】
2月28日、5月22日、7月4日、9月27日、12月24日

クリスマスだ、と言っているのではありません。
あくまでも、クリスマスケーキを年に分散して食べよう、という日です。

おそらくジャニーズやよしもと興業の芸人さんたちが、

「おれは2月に食うよ」
とか
「おれは新緑のすてきな5月」
だとかテレビで言えば、日本人はすぐに「じゃわたしも」と考えるでしょう。

しかし年のチャンスが5回あるわけですが、そのすべて5回ともケーキを食べると不幸が訪れる、という都市伝説も一方で流しておいた方がよいかもしれません。食い過ぎです。それは。


christmas_cake
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