困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

かなり、減ってきたらしい。
全国的には・・・。


しかしそれでも、まだ組体操は行われています。
巨大組体操が無くならない理由は、
それがショーだから、です。
先生たちは少なくとも、見に来られたお客様を満足させなければなりません。
先生たちは、大きなプレッシャーと共に、
そう思い込んでいます。

ショーである以上、運動会の演技種目は、お客様のご要望にかなうものかどうか、という点がもっとも重要なのです。

だから、そう簡単に、無くなりませんネ。

undoukai_pyramid


高い塔、高いピラミッド。
完成した時に、思わず会場を包み込む、「オーッ!」というどよめき、歓声。
そして、鳴りやまない拍手!

そこに先生たちは、ようやく安堵のため息をもらすのです。
事故が無かったことの安心感と。
保護者から責められなかった、という安心感。
その2つの安心感によって、ため息が出る。


高さ、でなく、見事な演出によって、拍手がもらえたら一番良いのですが。

なかなか、保護者の目線も厳しいです。

「劇団四季くらいの演出が欲しい」

ズバリ、保護者の本音でありましょう。

小学校の教師にはその演出が無理なので・・・、思わず、手を出してしまう。
「高さ」に挑戦してしまいたくなる。
それが、人情です。


「昨年に比べたら、たいしたこと、なかった」

これが、一番、先生たちにぐさりと突き刺さる一言でしょうな。

麻薬じゃないけど、思わず、「高さ」に、手を出してしまいたくなります。

昨年を上回る、歓声を。拍手を。

保護者からの承認欲求!

それが、教師の心情ってもの・・・(いや、そんなもんではない、と信じよう。やはり、子どもたちの成長が一番の目的ですよね、うん)。
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