自信がない、自己肯定感が薄い、というけど、
自分に対する不足感のようなものかな。
その「不足」とは何か?

もともと、「不足」はない、はず。
赤ちゃんで生まれたとき、どんな顔つきだって、どんな泣き声だって、愛された。
「わあ、かわいい!」と祝福された。

いつから「不足」が始まったのか?

高学年になると、もうしっかりと、
「ぼくはどうせ」「わたしはどうせ」となっている。

他の子の成績に劣等感を感じ、
他の子の着ている服に嫉妬し、

他の子どうしが楽しそうにおしゃべりしていると、

「仲間外れにされた」

と思う。


この疎外感は、いったいなんなのか、と思うネ。
さびしさ、孤独感・・・


本当には、仲が好いわけではない。
本当には、自分が好きなわけではない。
本当には、・・・認めていない。
本当には、・・・大事にしてない。


どこか、自分を大事にしないで生きている、ということかネ。
子どもに、「自分を大事にするって。どういうこと?」と聞いてみたい。


「え?そんなこと、考えてる暇、ないよ」
「習い事行かないと」
「勉強しないと」
「成長しないと」

と言って、返事がもらえないかもネ。


すべての行事を、いったん止めにして、
すべての教師が、考え始めたらどうなるだろうか。

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